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公園内の湿地にボードウォークをめぐらせて、水辺の生き物を観察できる一角がある。浅い湿地なのでアシがびっしりと生え、鯉が泳いでいる。
子供たちがザリガニ採りをしていたり、鯉にエサをやる親子もいる。(上)

ボードウォークを歩くとアシの間にヤナギが生えていて、黒い大きなカミキリムシがいた。ゴマダラカミキリのメスで、盛んに枝の先を咬んでいる。(下)
カミキリはほとんどメスの方が体が大きく、オスは触角が長い。
腐朽材でしか繁殖できない多くのカミキリと違って、生木で繁殖できる進化したいくつかのカミキリムシは狙われる樹木にしてみれば大きな驚異だが、多くの昆虫にとっては命の糧を与えてくれる救いの神でもある。(つづく)