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ヌルデ(白膠木)はヌルデ属の高木。
葉は奇数枚の小葉が付き、小枝の軸にも平行して
薄い葉のような翼と言われる羽状のものが付く。

小葉は長楕円形で、周辺部には鋸状のギザギザが
あるがこれがヌルデの特徴で、近い種類のウルシ
やヤマウルシなどカブレのひどい危険な種類とは
簡単に区別できる。

しかしウルシほどではないにしても、このヌレデで
まれにかぶれる人もいるようだ。

秋に里山に行ったり山に入ると、やたらに存在を
主張する赤く色づく木々が目立つ。
ショッキングな赤はヌレデやウルシの仲間に多いが
やはり目立つナナカマド(七竃)はヌルデと同様に
小葉は鋸状だが葉は細長いので区別は付け易い。


これらヌルデの仲間は美味そうな赤い実をつけるが
鳥達が食べているからといって、人間が食べるのは
止めた方がいい。

加工して食用にできるものもあるが、時期により
有害だったり猛毒になるものもあり、キノコなど
と同様に要注意である。

長生きしたければ、最初はちゃんとした指導者の
元でしっかりした知識を!