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丹沢の一番東に位置する尖った山は大山だ。この大山の東側の麓に七沢自然保護センターという施設があり、管理しているのは県の自然環境保全センターで、未来に向けた取組みのいくつかを見ることができる。

すぐ裏手の農道を行くと「スキ゛」採穂園がある。花粉の少ない杉を育てている。
植物の品種改良?を人のアレルキ゛ーの観点から研究するのはあまり聞いたことがない。
杉は花粉採取し易いようにス゛ンク゛リした低い樹型になっていた。(photo:1)

更にその少し先には被害の深刻な、天然記念物大山の「モミ」の遺伝子保存のための苗木を育てている。(photo:2/photo:3)

確かに丹沢山系では、頂上付近の直系1mを越すモミの大木があちこちで立ち枯れ、倒れているのを頻繁に目撃するが、すでにそこまで準備する段階にあるのかどうか心配である。
モミはブナとともに丹沢の看板樹木であり、なんとか自力で復活してくれるのを願うばかりだ。