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福浦港は真鶴半島の西の付根にある静かな漁港です。
かつて中川一政画伯がこの防波堤の上で
大きなキャンバスに向かっている姿が
目撃されたそうだ。
一連の画面いっぱいに描かれた箱根駒ケ岳の絵などは
ここから見える景色を描いたものが多いようだ。
この絵(上)の向きは正反対で南を向いている。
はるか沖に大島が見えた。


福浦港の駐車場は港の東側(真中の絵の奥)にあり
福浦漁協直営店のみなと食堂やダイビングスクール
さらには遊漁船の釣り客らの共用となっている。


福浦港駐車場の山側には不思議な形をした巨大な
鉄錆の建造物が建っている。
真鶴道路の長いトンネル内の換気をするためのもので
西側換気塔という表記がある。

金属の網状のパネルが何段にも取り付けられているが
電波障害を防ぐためのメッシュになっている。

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熱海を通過して 東伊豆を5kmほど南下すると
海面にたくさんの養殖生簀(いけす)が浮いている
網代の海が見えてくる。


手漕ぎボートや干物屋の看板が目に付くが
入江がゆっくり左に旋回していく一番左の先端に
数階建てのカラフルな建物群がある。

一貫性のない色の集合なのだが
この感じが日本らしくない色使いで
なぜか気になり スケッチした。

水彩なのに いつもより色をタップリ塗っている。

油絵にして厚塗りしたら 更に
外国風の雰囲気が出るのかもしれない。

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相模湾の範囲は
伊東市から始まり三浦市あたりまで続く
ほぼ半円の海域と勝手に線引きして
伊東漁港をスケッチの出発点にする。

伊東市は美術館や史跡・保養施設
などが多いリゾート基地だが 
漁業も盛んで街が大きく活気がある。

街は海岸線に沿ったL字型をしていて
海に長く突き出たこの防波堤からは
海側から背後に連なる山々と
市街地全体を眺めることができる。

気持ちのいい防波堤なので
堤防釣りをしている釣師も多い。


先っぽに凛として立っている 
伊東港の航行を見守る白い灯台は 
今では珍しいほんの数センチ角の
大量のモザイクタイルで覆われている。

飾らないシンプルなデザインとも
よく調和していて可愛い。

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沖釣り専門誌「つり丸」の取材で訪れた漁港は50を楽に超え
描いた港及び周辺のスケッチは70点にもなっています。

ミニ個展は毎年春先くらいに一度のペースで開いていますが
今回は4回目で、最初は『可笑しな魚の横顔展』でした。

2015年の『可笑しな魚の横顔展? 』も魚の肖像画みたいな
作品が主なものでした。

昨年2016年春に『小さな漁港のスケッチ展 (東京湾編)』を
企画し、東京湾にある漁港のスケッチ大小合わせて20点ほど
を展示しました。

今年はその続編『小さな漁港のスケッチ展 ? (相模湾編)』を企画して、現在準備をしています。

 * 場所/和真メガネ藤沢店3Fギャラリー
 * 電話/0466-26-2553(ギャラリー)
 * 出品/みひろぎまさお
 * 期間/3月1日(水)〜15日(水)
 * 時間/ AM 10:00 〜 PM 8:00

昨品の何点かを順次紹介したいと思います。

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剱崎灯台は観音崎・城ケ島に続いて日本で3番目に出来た灯台で、関東大地震 で崩壊し改修されたもの。

周囲の丘陵には見渡す限りの三浦大根の畑が広がっている。
伸びやかな丘の向こうに見える青い海と真白い灯台の風景は印象的だ。


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港の海辺にはいわゆる「赤錆」の浮き出た鉄製の構造物が無造作に放置されているのを見かける。
長い時間風雨と潮風に晒され流れ出た赤錆色は、機械が流した血液が固まったようにも見える。

じっと見ているとこの日まで働き続けた過酷な仕事が想像され、ごくろうさまというねぎらいの気持ちが湧いてくる。



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洲崎漁港に向かう途中、いかにも灯台らしい灯台を見かけた。
車は駐車場に止め、ひとしきり小高い丘を登るとやっと到着。

これは東京湾入口で最も西に突き出ている洲崎の先端に立っているため、東京湾に入ってくる船舶からは一番最初に確認できる洲崎灯台。

灯台に登ることはできないが、古めかしい壁に囲まれた敷地からは周辺の海がほぼぐるりと見渡せてとても気持ちがいい場所だ。


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浦賀港をほとんどグルリ沿って走る県道209号線から、フェンス越しにドックの様子を見ることができる。(撮影はすべてフェンス外から)

ドック敷地内に今も残っているタイプの違った大型クレーン2基は、巨大で迫力ある建造物だ。

背の高い方はメカゴジラの骨格が立っているように見えるし、別の大型クレーンは20世紀少年に出てくるロボット風の塊で、まるで怪獣大戦争の1シーンを見ているよう。


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浦賀港は奥行きのある港で歴史も古く、一世紀に渡って1000隻もの艦船を作り続けてきた浦賀船渠(通称浦賀ドック)である巨大な造船所の建物やドックが現存している。

港自体は小さな漁船とはケタはずれの大型船が進水し出港できるように、普通の漁港とは比べものにならない位水深がある。

緑色の砂利運搬専門の大きな船が停泊中。船首にあるクレーンで砂利を上げ下ろしする。

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白い額に入れた「富浦港」の風景です。

普通の大きさの漁船の後方に、大きな漁船がたくさんのクレーンを使って荷下ろししているちょっとおかしな風景発見。

トリックアートに使われる手法にこんなのありそう。


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