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前回紹介した辺津宮の手水場後方に『銭洗い弁天』ならぬ『銭洗いの龍』があるのをご存知ですか。(正式な名称は不明)
この龍はもとは真っ白で、どこか落ち着きのない顔をしていました。
何処がしっくり来ないのか考えてみたところ、どうやら原因は半魚人風の顔の短さにあるようで。(上)
そこで画像に手を加えて顔を少し長くしてみたら、こんな感じ(中)。

最近改めてこの龍を見てびっくり。なんとお色直しをしていたのです(下)。
京都には白龍を祀った「白龍銭洗辨財天」があるようですが、商標登録みたいなものがあるのでしょうか?
とにかく白龍ではなくなっていて品性を欠いた、いたずらっ子になった?


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一方、辺津宮の脇に設置してある手水場(ちょうずば)のほうは「二日酔いの龍かな?」と心配になるほど疲れたような表情をしている。
加えて舌の形のせいなのか落ちる水の流れに乱れがありヨダレのよう。

この水で手を洗うのはやめておこう、と思うのは私だけ?


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 江ノ島神社本社になる辺津宮(へつのみや)へ昇る階段下に、参拝者のための手と口を浄める手水舎(てみずや)が設けられている。以前は作法の仕方を図示した看板があったのだが今は見当たらない。
ここのお浄めの水は、龍の口から美しい一筋の水の糸となって水層に落ちていて波紋の拡がりは透明感があり、いかにも浄水らしくきれいに見える。

☂手水の作法(参考)
1. はじめに右手で柄杓(ひしゃく)を持ち、左手を清める
2. 次に右手を清める
3. 左手に水を受け、口をすすぎ
4. 再び左手を清める
5. 柄杓を縦に持ち、残った水で柄(え)を洗い流す


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にぎやかな仲見世通りを過ぎ、赤い鳥居の先の階段を登ると瑞心門という門があり、その突き当たりに御影石でできた比較的新しい龍がいる。
耳まで裂けた口、鬼の頭にあるような?しっかりとした一対の角に長くて
凛々しいヒゲ。アゴの下にもりっぱなアゴひげ・・・。
なるほどこんな怪物と暗い洞窟の奥で出合ったとしたら、それは恐ろしいこ
とだろうとデジカメでワンショット!(上)

横顔の次は前に回ってもう一枚。さぞ恐い顔をしているだろう・・・?

あれっ?これが・・・?(下)
正面から見る龍は意外にもこちらを見て驚いた様子の、人間のおじさん
のような顔だった。


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エノスパ建物周囲の広場やアプローチには何本もの街路灯や外壁にブラケット灯があるが、すべて龍のデザインだ。
よく見ると西洋の竜(DRAGON)で胴が短く背中に翼がある。
少なくとも日本の龍は「千と千尋の神隠し」の龍のように翼なしで空を駆け回るイメージがあるのだが。
これでは「ゲド戦記」になってしまう。
う〜ん・・・龍神伝説の江ノ島にはそぐわないように見える。


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島に近づくと、統一感があるとは思えない建物があちこち目に付くが、中でも一番目立つのが円柱状のリゾ-ト施設エノスパ(enospa)だ。入口広場の一画にそそり立つ塔はてっぺんに龍の頭を持っていて、なんと火を吐くことがある。
うろつきついでに塔の足元をのぞきに行くと、そこにはプロパンガスのボンベがあった。どうやら炎の元はこれらしい。
江ノ島は陸と繋がっていないので都市ガスがまだ来ていないのだ。(上)

ある日の夕暮れ西の空に薄いもやが掛かり、太陽が不思議な光の玉になった。
ちょうど龍の顔が天空の光りと重なって、口から吐き出された火焔のように見えた。
写真を少し加工してその時浮かんだイメージに近づけてみた。(下)
プロパンではなくこんな火を吐けたら龍神らしくなるかも。


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江ノ島に渡るには江ノ電か小田急の江ノ島駅から徒歩で橋を渡ることになる。
ルート134号の下をくぐると目の前に江ノ島が見え、参道の両脇に御影石風の灯籠に巻き付いた勇ましい龍が2頭左右に現われる。

比較的新しいもので、細工が綺麗すぎてどこか張りぼて感が漂う。
人の手が届く範囲だけに鏡面仕上げ並みの光沢があり樹脂加工品のようにも見えるが、じっくり見ると上部の研ぎ出していない龍の体と一体になっていて継ぎ目がない。石質は御影石の特徴を備えていてどう見ても本物。
1個の大きな石から掘り出しているとすると大変なシロモノ?

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今年の干支は「辰」。江ノ島には龍にまつわる伝説がある。
その伝説の詳細は研究者に譲るとして、島内を歩き回るとあちこちで出逢う龍神を拾い上げてみた。

結論から言えば、龍の姿はそれぞれ非常に個性的でこれが「江ノ島の龍神」という定型はないが、散歩がてらに見つけた龍の姿をここに紹介したい。

まず江ノ島全体の地形と龍の出没ポイント、探索ルートマップを紹介。


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そのうちにスケッチブックから目をもどすと、二人の姿
が大きく動いてしまっている。
実際に魚が釣れたらしい。
初めてのヒットのようで、二人ではしゃいでいる。
あまり喜んでいるので、魚を見せてもらいにいった。

釣れたのは8〜9cmの平べったいが銀メタリックが美しい
ヒイラギという魚だった。

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片瀬港の防波堤は真っすぐ南へ二本伸びているが、どちら
にも釣りゾーンがあり(港内は釣り禁止)家族連れも多い。
釣り竿を出している二人がいたのでスケッチを始めた。

? ? ?
アウトドア風の帽子をかぶり、後ろ姿だったので気が付か
なかったが、二人とも女性らしい。
おしゃべりする様子はなくそれぞれ竿を出していて、真剣
に釣りの世界に入り込んでいる。

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