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日中の暑さが和らいで日差しが傾いてきたある日の夕方、
川沿いの散歩道を歩いていて、セミの幼虫を見つけた。
楠の根元、地面から1mくらいの所をスタスタ登っている。

1)セミの種類はアブラゼミのようだ。(5:25)



子供の頃に何度かセミの羽化に立ち会ったことがある。
意外に強くて逞しい生き物で、自分の家にご招待して
羽化の様子を見せていただくのは難しくない。

ただし移動時に注意すべきことがいくつかある。

・歩いたり、登ったり何か行動している個体に限る。
・なるべく手で掴まないこと。(人の体温はセミには高すぎる)
・転がしたり、落としたりしないこと。
・爪が引っ掛らないツルツルの場所は登れない。



今回運搬には、その時にかぶっていた野球帽を使い、
セミが登っている幹の上に帽子のひさしを差し出して、
自分からのり移れるようにして身柄確保。
そのまま帽子の中や上を歩き回らせながら、帰宅。

両手に持った帽子を時々回して歩いている怪しいおじさんには案外誰も、気にかけないものだ。