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暦の上では夏至は 6月21日で
一年で昼の長さが一番長い日とされています。

ということはもう既に昼の長さは少しずつ
短くなっているということになりますね。
何だか『本当に?』などと疑ってしまいそう。



さて今回は夏が旬の魚イサキの話を少し・・・。

今では初夏の高級魚として釣り人に人気のイサキだが
貝原益軒が編纂した『大和本草』によると
「早く腐り易い・・下品なり」などと書かれている。

昔は氷など、一般の人には手にはいらず
漁師以外は新鮮なものが手に入らなかったためで
こんな評価も当然かも。

イサキは一般には「伊佐木」と書きますが「鶏魚」とも。

負けん気の強い魚は釣り上げられた時に 
体中のヒレというヒレを目一杯逆立てて威嚇します。
激怒・・・に近い怒り方です。



黒鯛を筆頭に、鯛の仲間の怒り方はすごいですが
イサキもなかなかのものです。

背びれに綺麗なオレンジいろの陽光を浴びて
思い切り怒った時、鶏(ニワトリ)に見え
この名前がついたのかもしれません。

そんな話の後にもう一度見直してみると
どことなく、ニワトリに見えてきませんか。