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立冬は冬の始まりの日。
木枯らしが吹き、冬の訪れを感じる頃。

「木枯らし」とは、晩秋から初冬にかけて吹く冷たい北風で
木の葉が吹き落とされて枯れたような姿になることです。

気象庁が木枯らし1号を発表しましたが冬になった証しです。

この急激に寒くなる時期に人気がでるのは鍋料理ですが
鍋の具にしたい旨い魚はたくさんあり過ぎて迷う位・・・。
たどり着く先は、上品な深みのあるフグチリでしょうか。

と言っても、トラフグのテッチリはあまりにも高額すぎ!
最近では毒のない養殖トラフグが出回っているそうですが
一般のスーパーなどに安く出回るのは、いつのことか?

料亭は高価なので、いっその事自分で釣ったらどうだろう?

ショウサイフグを釣らせる釣り船は結構多くて、釣った魚は
調理免許を持った人がさばいてくれます。
このフグには微毒があるので、専門家の処理が必要なのです。


ところが最近更に面倒なことが起こっているようです。
取れるショウサイフグの中に、別種のゴマフグというフグ
とのハイブリッドが見つかるようになってきています。

何が問題かというと、この新種の「どちらにも似たフグ」が
身体のどこに「毒を」持っているか判らないということ。

現在怪しい個体は捨てているそうで、もったいない話です。

*ショウサイフグ、ゴマフグ、ハイブリッドの違いは、いずれ
 別の機会に解明してみようと思っています。