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秋分 :昼夜の長さがほぼ同じになる日。
この日から日中が短くなり、秋の夜長に向かいます。
秋分の日は彼岸の中日で、前後3日間を秋彼岸といい
先祖のお墓参りをする国民の祝日になっています。

この時期山道を歩くと見かける秋の花に竜胆がある。
鮮やかな色が目を引くこの花は古くより、世界中で
有用植物として人々に利用されてきた。
例えば古代エジプトではリンドウは薬として、また
中国ではリンドウを漢方薬として利用してきた。

漢方で利用する場合は、主にリンドウの根っこを服用。
味は大層苦くていくら体に良いとは言っても飲みづらく
まるで竜の肝の様に苦いから「竜胆」と名付けたとか。


笹竜胆と言う呼び名があるがこれはリンドウの別名で
葉の形が笹に似ていることから来ているとか。

笹竜胆は鎌倉市の紋章になっていることで有名だが
個人的には笹の葉に似ているとは思えない。
5枚の葉の上に、竜胆の花3つを添えたこのマーク
家紋としても有名で、誰の家紋?などと調べだしたら
間違いなく蘊蓄の人に出会えそうなテーマではある。