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[移りゆく季節と『二十四節気』] / 09月17日 11:15
秋分の日は彼岸の中日で前後3日間を秋彼岸といい 「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」として 国民の祝日になっている。 海の魚たちにとって、秋は「天高く魚肥ゆる季節」で 冬に向け体に栄養分を貯め、越冬の準備を開始する頃。 ほとんど例外なく魚は1年で最も美味しくなる時期だが 弱肉強食の世界、狙われる魚は色々な相手から狙われる。 エサとして狙われるサバやイワシなどの小魚の背の色は 空から見降ろした時の青や緑系色で、腹側は空を下から 見上げた時に目立たない明るく眩しい銀白色だ。 これはほとんどの青魚と呼ばれる魚に言えることで 自分よりも上あるいは下にいる外敵から身を守るための カムフラージュだ。 今回の絵、鯖の背の迷彩模様などまさにその典型で 軍事に関わる戦車や装甲車、軍服などはどれも この背中の模様を真似たとしか思えないほど似ている。 空中戦をやるために作られたかつての日本の戦闘機は この理屈にかなった色に塗装されていた。 例えばゼロ戦は上面を迷彩色、下面は白銀色を採用して 発見されにくいように着色された空の小魚である。 魚が身近にいた国の自然な着想とも言える。 サバやイワシは生まれつき迷彩服を着ていて 毎日喰うか喰われるかの戦いの中にいる。 コメント追加 [移りゆく季節と『二十四節気』] / 09月02日 0:51
白露:空が高くなって 秋雲がちらほら出始めたようです。 暑かった夏も一段落 やっと本来の 秋らしい日々がやってきそうです。 遠く2000km南の沖合にまた台風が発生した! という予報・・・心配は続きますが。 近くの空き地にはススキの穂が顔を出し そろそろ秋の趣が感じられる頃。 朝夕の風が涼風に変わり始め 季節は少しずつ先へ進んでいるようです。 今年も葡萄棚に わずかに実がなりました。 手入れをしないまま 30数年ほったらかしの老木のため 虫にやられ 日中は高温にさらされ 強い風に痛めつけられ それでもわずかですが 頑張って 実をつけました。 根元を車の重みで踏みつけられ 肥料も与えてない状態で 甘い実がなるわけはありません。 それでも中には大きく熟す粒もあり 今年も2〜3個食べました。 夏に日陰を作ってくれたりして この葡萄の樹には感謝しています。 | |||||