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[移りゆく季節と『二十四節気』] / 07/19 10:13
最も暑い頃という意味だが、例年実際にはもう少し後になる。 子どもたちは夏休みに入って、待ちに待った日々が始まるが 農家にとっては暑い中での農作業が続く大変な時期となる。 暑い年ほど甘くなると言われるスイカの季節到来で 最盛期は8月になってからだが、生鮮食品コーナーで 大きさや色あい、目立ちぶり、存在感どれをみても 夏が来たことを実感できる食材の代表だ。 スイカの利尿作用は一般によく知られているがこれは 水分に加えて、余分なナトリウムを排泄するカリウムが 多く、さらに尿を生成するシトルリンとアルギニンという アミノ酸も含んでいるからだそうです。 スイカには漢方的な効能の体の熱を冷ます作用があるので 暑気払いや夏バテ防止に昔から利用されてきました。 利尿作用があり、腎臓や心臓病によるむくみ、妊娠中毒症 のむくみとりに効くといわれています。 また高血圧、熱性のせき、高熱による渇きがあるときも 果肉の絞り汁を飲むと、症状が改善します。 いいことずくめのスイカですが、注意点も。 冷え症の人は多食をひかえましょう。 スイカとてんぷらの食べ合わせは凶と言う話はスイカで 冷えた胃腸に、油分の多い食品をとると消化が悪くなり 下痢(げり)などを起こしやすいからです。 ただし、これは多食した場合で、普通に食べるのであれば 問題ないということです。 メリット・ディメリットを頭の片隅にちょいと置いておき この時期だけの栄養たっぷりのスイカを楽しみましょう。 『スイカ いかがですか?』 Add Comment [移りゆく季節と『二十四節気』] / 07/03 7:58
例年ならだんだん暑さが増していく頃なのですが 雨続きの西日本は大変なことになっています。 一方関東はと言うと、毎日湿度は高いのですが 気温が低めなので助かっています。 小暑と大暑を合わせた1か月を「暑中」といって そろそろ「暑中見舞い」を出す時期を迎えます。 ーさて今日の絵はー 夏バテ知らずとか言われる人気者のゴーヤですが 標準和名はツルレイシ(蔓茘枝)と言うんだそうです。 ビタミンCが豊富でトマトの約5倍もありしかも 野菜の中では加熱に強いと言う優れ者。 健胃効果のある苦味タンパク質は皮表面に集中。 ゴーヤチャンプルーなどで苦味を抑えたいときは 皮の表面を適度に削ぎ落としたり、薄切りにして 熱湯で軽く下茹でする方法が有効らしい。 沖縄県とJA全農では毎年5月8日を語呂合わせで ゴーヤーの日に制定している。この時期からゴーヤ の生産量が増えて、店頭に並び始める。 いいことずくめに見えるゴーヤですが食べ過ぎると 医学的に障害を発症する場合が報告されているので 今後の精緻な研究を待ちたいところではある。 ただ食べ過ぎると言ってもあの遠慮のない「苦さ」 そうそう食べられる物ではないですよね。 | |||||