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[移りゆく季節と『二十四節気』] / 08月21日 14:02
処暑:暑さがおさまるという意味で 日中は暑いものの、朝晩は涼しさが感じられ 初秋の気配を感じはじめる頃。 先日、沖釣り雑誌「つり丸」の取材を敢行した。 のんびり進む台風10号が、ずっと遠い南の海上 にいる間に早めに手を打とうと思い立ったのだ。 取材先は小田原早川港に店舗を構える「坂口丸」 と言う老舗の船宿で、かつて深場の根魚釣りで よく乗せてもらった船だ。 ところでカツオの旬は春だけでなく、秋口にも あるというのをご存知だろうか? 黒潮に乗って春に北上するのを上りガツオといい 今の時期逆に南下するのを戻りガツオと言います。 春の若いカツオと違い、戻りガツオは脂ノリノリ 重さは2〜5kg以上もあり、丸々と太っていて 家庭では十分過ぎるサイズだが、釣れる時は何と 10本以上も釣れるという。 さらに同時に狙う、キハダマグロは30kg位が 相模湾では普通のサイズだが、この大物が最後に 掛ってしまった場合、どう持ち帰るのか? 釣れない時は全く釣れないギャンブル性の高い 釣りだが、たくさん釣れ過ぎた時それはそれで 大問題が発生、という厄介な釣りもあるのだ。 コメント追加 [移りゆく季節と『二十四節気』] / 08月17日 0:37
[移りゆく季節と『二十四節気』] / 08月03日 15:14
一年で一番暑い頃であるが、秋が始まる日である。 一番暑いと言うことはあとは徐々に涼しくなるということか。 この日以降に出すのは残暑見舞いとなる。 ホオズキは淡い黄色の花を6月から7月頃に咲かせる。 開花時期に合わせて日本各地で「ほおずき市」が開催される。 7月初旬に開かれる浅草寺のものは江戸時代から続いていて 有名だが、花の咲いた後に六角状の萼(がく)の部分が発達して 果実を包み袋状になり、熟すとオレンジ色になる。 さらにその袋状のガクが朽ちて葉脈のような筋部分だけが 網目のように綺麗に残り、中に真っ赤なホオズキの実が 現れることがある。 今回は極シンプルな鉛筆スケッチを元にグラフィックツール で加工をして、そんな珍しいホオズキを絵にして見た。 背景は用意しておいたペイント系画像をコピー&ペーストで 使用し、ホオズキの赤に対比して暗緑色にしてみた。 赤い実の中にはたくさんの種が入っているが、周囲の皮を 破らないように全てを取り出すのには特別の技術が要る。 そうしていくつも失敗を重ねながら苦闘の末やっとの事で できた『ホオズキ』を鳴らすのがその先の難関で、かつて 日本の子供なら誰でも知っていた遊びです。 ホオズキは鳴らしてもオナラのような音しか出ないのに そこまでの作業の難しさからか、滅多に鳴らせる人には 出会えません。 今の時代にホオズキを作り、鳴らせる人がいたとすれば 無形文化財の候補に挙げてもいい?くらいに思えるほど 道のりは遠く果てしない遊びです。 | |||||