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江ノ島の付根の西側、境川が海に流れ込むあたりは汽水域に
なっていて、ボラなどの幼魚の群れをよく目にする。

この日は水面が細かく波立っていてやたらに多くの「ウ」が
集まっていた。鵜飼いでアユ漁に使うあの「ウ」である。
「ウミウ」か「カワウ」か?混ざっているようにも見えるが
とにかく「ウ」たちは海面すれすれにいる魚の群れめがけて
しきりに頭だけを水の中に沈めていた。(上)

魚をくわえているものもいるが魚は大きくて平たい体形の
ように見える。感じではボラやイワシではなさそうだ。
アジかもしれない。(中)

ほとんどの「ウ」が魚をくわえ飲み込みはじめた時、上空から
黒い影が滑り降りては舞い上がるのが見えた。トビだ。
トビは生きた動物や鳥を襲うことはないし、水中の泳いでいる
小魚を捕まえるというのも聞いたことがない。
いったいトビたちは何をしているのか?(下)