よくよく見ると見えてくる | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール 2024 年 5 月
Archive
Categories
iShonan BLOG! Top © iShonan |
[移りゆく季節と『二十四節気』] / 01月05日 19:14
この日から節分までの期間が「寒」で 小寒と大寒を合わせたおよそ1か月を 「寒の内」、寒さはこれからが本番となる。 この時期脂が乗って、煮魚など檄旨の魚に キンメダイがいる。 漢字で書くと「金目鯛」で、他にも数ある 鯛の名前が付けられた偽「鯛」の一つで 本当の鯛の仲間ではない。 水深400mという、光がほとんど届かない 想像もできない位の深海に住んでいるため 真っ暗な中で餌を見つけられるように 目が大きく進化した。 釣れたばかりのキンメダイは体の大部分が 白銀色をしているが、船上で絶命すると 徐々に色が朱に変わり始める。 スーパーの採りたて魚介類系チラシ写真に 全身が鮮やかなオレンジ系朱色の金目鯛が 写っているが実は鮮度はよくわからない。 間違いないのは、スーパーや魚屋さんの 店頭で目にするキンメダイは例外なく全て 全身朱色に近い魚であるということ。 それでは、この絵は何の意味があるのか? と問い詰められそうだ。 でも全身朱色の金目鯛が泳いでいては 嘘を描いたことになってしまう。 死後体色が激変する魚は多く、それこそ いつも魚を絵にする時の悩みの種だ。 コメント追加 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||