よくよく見ると見えてくる | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[森からのたより] / 05/29 16:20
湘南の海岸線を走る134号線には、近年にできたトンネルがある。 もちろん造ったのには訳がある。 海浜公園と海の間を国道が通るため、散歩やジョギング中交差点を 横断しなくてすむように、トンネルの上に路を作った。トンネルの 丁度真上あたりから海側を眺めた景色がこれ。背の高い防砂・防風 林とフェンスで海は隠れている。 植林されている一角には湘南の森という名前が付けられているが、 5〜10年後に森になるかどうか疑問だ。 Add Comment [森からのたより] / 04/29 10:34
藤のつぼみは大きめのネコヤナギのように見えるが、 茎に繋がっているところから少しずつ花開くと同時に 茎も伸び下がっていく。 つぼみは全く目立たない保護色の藤色系グレーなのに 茎の部分は鮮やかな緑であることに、この写真を見て 初めて気がついた。 [森からのたより] / 04/27 9:39
ゼンマイはワラビの次くらいに人気のあるシダ系山菜。 一株から栄養葉と胞子葉と呼ばれる2種類の葉が出る。 緑の美しい葉が栄養葉(メス)、茶色く枯れたように 見えるのが胞子葉(オス)と思われる。 大勢の人が利用する公園で、自然に生えたものか移植 されたものかは分からないが、春の訪れを告げる燃え るような緑に輝いていた。 [森からのたより] / 04/25 10:16
いっせいに花を咲かせた木々からはその役目を終えた 花びらや雄花が地上に降りつもる。 白いのは桜の花びら、長くて毛虫状のものはクヌギや コナラの雄花。春の冷たい風に吹き寄せられていた。 [森からのたより] / 01/31 10:34
ナンテンの実は遠くからでも美しい赤がよく目立つ。 この実には咳き止め効果があり、のどに効く『南天のど飴』の 材料としてよく知られている。 また「難を転じて福」ということで縁起の良い木とされてる。 野鳥たちの中には好んでこの実を食べる種類がいるが、必ずし も美声の持ち主ばかりでない。 だみ声のヒヨドリも10粒近くついばむこともある。 ほとんどの赤い実は野鳥が食べるようだが、中には有毒の植物 もあるので、真似はしないほうが無難です。 [森からのたより] / 01/28 15:25
普通グミはやや長細い形をしているが、このアキグミはほぼ球形で 表面の白点を見ないとグミとはわからない。 葉や実の付きかたはたしかにグミで、グミの中では甘さも一番だと いう評判だが、公園内なので写真を撮るだけにしておいた。 いまでは野鳥にすっかり食べられて、一粒ものこっていない。 どうやらかなり旨いようで、大人気だ。 お菓子のグミは、長めの実の形から付けたネーミングと思っていた が、ドイツ語でゴムの意味からきたそうで、日本名のグミ(茱萸) とは無関係らしい。 [森からのたより] / 01/26 14:25
穏やかな冬の日、逆光に輝く美しい穂を見つけた。 近くに寄ってみると、今にも綿毛が飛んでいきそうな二本の ススキだった。 より遠くまで自分の種を飛ばすために目一杯開いて、風が吹いて 来るのを待ちながらお互いに競い合っているように見えた。 こんな所にもライバル? [森からのたより] / 01/17 11:34
俗界の近くにもどってきたあたりに竹の垣根があった。 おやっ? 何本かにひとつ、竹の頭に変なものが付いている。 どうやら節から出ている枝をそのまま残し、一節目のとこ ろでカットしたもののようだ。 これは「ピースサイン」なのか「カタツムリの頭」なのか 普通なら捨ててしまっていた部分を一部残すだけのエコで 楽しいデザインだ。 昔からあるものなのかオリジナルなのかは不明だが、遊び 心が面白い! [森からのたより] / 01/15 9:58
参道の脇に水路があり、大きな柑橘系の実が鈴なり状態。 夏みかんにしては小さ目だが? 良く見ると何と柚子らしい。デカッ! 近くに寄って確認する。間違いない。 下を見るときれいな水がサラサラと流れていて、柚子が たくさん落ちている。 何とも惜しい! この水を湧かせばそのまま柚子湯に入れるのに。 [森からのたより] / 01/13 11:40
毎年何回かはトレッキングのついでに立ち寄る日向薬師だが 気になることがあった。本堂のあちこちが傷んできているこ とだ。 木口を白く塗られた垂木は、一部折れたり弛んだりしているし 柱は乾燥でひび割れが入っている。外壁の羽目板には鳥や小動 物が開けたと見られる孔がいくつもある。 屋根は寺としてはめずらしい茅葺きだが、一部雨水が浸透して 腐り、陥没した箇所が出てきた。 儲け主義に走らない住職の人となりが伺える今時珍しいお寺だ が、さすがに改修の必要性が出てきたようだ。 本堂正面にそのことを告知する看板があり、約300年に一度の 大改修を七年かけて始めるようだ。工事中はおそらく、周囲に 養生を廻らすので本堂はしばらく見られなくなりそうだ。 境内には300年の時の重みを絵に残している人がいた。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||