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[森からのたより] / 01/11 9:13
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前に「タマネギ石」の話を書いたが、ここの参道には見事な
形と大きさの石が埋まっている。
石の質が柔らかいので表面が削られゾウの眼のように見える。
この眼のような石はポツンポツンと点在している。

少し高いところから参道を見降ろすと大きな顔に見える。
西洋の妖怪・妖精をいろいろ描いているブライアン・フラウ
ド(Brian Froud:英国の水木しげる?) の絵を思いだした。

日が暮れて薄暗くなってからこの場所を通ると、どこからか
怪しい声に呼び止められるかも。




[森からのたより] / 01/09 10:15
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初詣は4日に日向薬師に行った。
冬でも深緑の葉を鬱蒼と蓄えるスダジイの古木の森が広がり、
杉や檜の森とは明らかに異なる古の空気に包まれる。

参道の途中に落葉樹のケヤキの大木が現われる。この老木には
まるで古代文明の図形かアステカ文字のような不規則な模様が
ビッシリと刻まれている。
根元近くはついつい剥がしてしまう人がいるようで、下のオレ
ンジ色の皮が露出している。そっとしておけば、いずれ落ちて
しまう剥離した表皮なのだが何となく痛々しい。




[森からのたより] / 06/14 12:00
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ゴーグルを付けたヒーロー(例えば忍者タートルズみたいなヤツ)
の頭に落石が! ピューッゴツン!
これをアニメ的に描いてみると左の顔に? (上)
この顔をいくつもコピーしてつなげると・・・(下)

前回のマムシの模様にそっくり・・・!ということで
恐ろしい模様も見方によっては、かわいいことが?

[森からのたより] / 06/12 11:55
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この日は誰もがじっとしていられないような気持ちのいい初夏の
快晴で、花も虫も鳥も動物も浮かれ出てきたが、あまり会いたく
ない相手にまたもや遭遇。

排水用の側溝にまたもヘビ。しかもこちらも毒蛇のマムシだ。
日本に棲息する2種類の毒蛇に会えるなんて・・・!
運がいいのか悪いのか?
小型だがその迫力はすごい。側溝の中で逃げ場がないことを知り
見に危険を感じたのか微動だにしないフリーズ状態。
天敵と出合うと動かなくなったり死んだ真似をする生物は多いが
ヘビにとってはカラスやイノシシや人間もそれにあたる「敵」と
遺伝子に書かれているのかもしれない。
体の独特な模様は一見おどろおどろしいが、見ているうちにある
パターンがあることに気がついた。

[森からのたより] / 06/10 9:49
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この公園には大木の繁った雑木林があり、サルに注意の看板も
あちこちにある。
行く手に動くものがあり、先にいって立ち止まった。
若いシカがこちらを振り返り、上に伸びた耳だけをレーダーの
ように前・横・後と回転させてあたりの様子を伺っている。
そのうちゆっくりだが堂々と林の奥に消えていった。

[森からのたより] / 06/08 15:02
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丹沢の東の端に位置し、自然のままの地形、雑木林を利用した
公園で野生動物とよく出合う。
5月下旬、雨上がりの五月晴れの日に園内を歩いた。

ここ数年ヤマビルが発生している地域だが、途中にヒル避けの
塩水スプレーと袋入りの塩がしっかり用意されている。(上)
園内で出合った管理の人に聞いてみたが、散策路を辿っている
限りまだ出て来てはいないようだ。
日だまりの草地にヘビを発見。ヤマカガシだがやたらに大きい。
1m以上あり太い。エサが豊富にあるということかも。(下)
長いこと毒を持たないと思われていたこのヘビは、実はマムシ
やハブ以上の猛毒を持つことが判明した。
毒々しいオレンジ色は警戒色と考えておけば間違いない。
ただ性格はおとなしく、人と出合うとあわてて逃げる。


[森からのたより] / 04/17 15:34
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上の方を見るとブドウの葉型に似た葉っぱが混ざっている。
葉の感じはアイビーのようだ。
だがずっと見ていて可笑しなことに気が付いた。
アイビーの葉が付いている枝をたどっていくと、他の細長い
葉と同じ蔓につながっている。(上)どうゆうこと?

ネットでチェックして驚いた。
ほとんどのアイビーは成熟すると葉の形を変えるそうで、花が
咲き実を付ける。この段階をアダルトステージ(Adult Stage)と
いう言い方で呼ぶようだ。(下)
これだけ伸びたアイビーも寄り掛かる榎を枯らしてしまって
は生きられないので、木の先端は被わないようにしているよう
だが榎にしてみれば迷惑この上ない。
健全な森を育てるために、蔓類(アケビ、サルナシ、フジetc.)
は根元で切ってしまう森林公園も多い。

[森からのたより] / 04/15 12:06
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林や草むら竹薮などが、昔と変わらない風情で自然なまま
残されている公園がある。
雑木林が大きければ集まる野鳥も多く、草原が続けば虫や
小動物も徐々にもどってくる。

そんな公園の一角で見つけたこの無気味な木。(上)
血管が飛び出たウェイトリフティングの選手の腕のように
異様な感じ。ガイガーの絵を連想させる気持ち悪さ。蔓に
巻き付かれた木は榎で樹高は20m近くありそうだ。
少し離れて全体を見ると蔓の葉が榎を被い始めているのが
分る。(中)

ずっと離れて木全体を見ると、繁っているのは全てこの蔓の
葉であることが判明。
榎の葉はまだ若葉さえ付いていないようだ。いったいこの
エイリアンのような蔓は何という植物だろう? 

[森からのたより] / 11/04 18:10
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鐘ガ岳を歩いていて、足元に黄緑色の卵型の繭を発見。
先日の強風で落ちたのだろう、ドングリの枝に付いている。
片方の先端に孔が開いていて、中にいた住人は無事に巣立っ
た後らしい。(photo:上)

絹(シルク)は蚕の繭からできるのは良く知られているが、
天蚕はあまり知られていない。
ヤママユガという蛾の幼虫でやはり繭を作るが、この繭から
取れる繊維は蚕の絹よりも上質だということだ。
手持ちのハサミで少しずつ繭を切ってみると、中から二つの
謎の物体が現れた。(photo:中)残された物体の謎解きは?

幼虫はまずモスラのようにシルクの糸を吐き続け、卵型の繭
を体の周囲に作る。
繭の中で今まで着ていたイモムシの服(左側下)を脱ぎ捨て
蛹になる。羽化の時を迎えると再度蛹の殻(左側上)を脱ぎ
捨てて蛾(photo:下 Wikipediaより)になり、外に出て
羽根を伸す。

小さな繭の中で体をよじり2度も衣装抜けをするマジシャン
のような虫、それがヤママユガの正体だった。

[森からのたより] / 11/02 15:26
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山では空の雲や遠くの山々を見る時は立ち止まる。
足元が危険なため、ほとんどの時間下を見ながら歩く。
下を見ながら歩くから、いろいろな物を見つけることになる。

この木 何の木 気になる 気になる・・・という歌があるが
この実 何の実 木になる 気になった・・・のがこれ!

大きさは100円玉くらいで、軟らかい。ヘタの感じや実の様子
は柿のような・・・? 五徳ナイフで二つに割ると虫にやられた形跡はあるが、果肉も種も柿だ。

ネットで調べると豆柿と判明。中国原産で、柿渋(かきしぶ)
を採るために栽培された品種のようだ。
柿渋は防虫・防腐・防水・抗菌効果があるため、昔は釣り糸を
強化したり、建築木材用塗料としては今も使われている。

こんな山の中にどうやって?
渋が消えた頃に鳥に食べられ、種で運ばれたのかも?

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