よくよく見ると見えてくる | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール 2024 年 5 月
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[びっくり百面樹] / 07月01日 9:00
この写真からこのキャラクターを思い描いてもらうのはどうも かなりの無理があったようです。 サッチーさんは「両脚包帯だらけの、杖をついた負傷兵のよう」 とコメントをくれました。 脚と見ると確かにこの細さ、長さ、骨っぽさ がコワイ! コメント追加 [びっくり百面樹] / 06月30日 13:55
擬木のシリーズは夏に向けて次の三部作《妖怪擬木》を考えていました。 ところがいただいたコメントによると同じ写真から作者のイメージとは全く別のものを連想されている人がいることを教えられました。 そこで作者がその木を見た時に、どういうものが頭に浮かんだのかを具体的な形で表現して確認したくなりました。それには浮かんだイメージをキャラクター化するのが一番。 という訳で「怪物擬木三部作」のキャラクターを順次アップしてみます。 今回はまず、6月12日の「フランケンの木」から・・・。 全然違う風に見ていた人、どう見ていたか教えてください。 作者の作ったキャラクターは手・足を自由に補足し、小物まで持たせています。 当然何を足しても何を引いても何でもありです。 インスピレーションの世界だから・・・。 [びっくり百面樹] / 06月16日 10:20
その木を見つけた時はしばらく足が止まりました。最初は木の幹の途中に顔のようなものが付いているように見えました。何だろうと思い近くへ寄って見ると、う〜ん何だこれは! 単なる自然のいたずらでここまで不思議な紋様が現れるものなのか。 私はそこの「場」に何か普通でないものを感じました。そしてその時からふっと意識の中に、あの木のイメージが浮かんでくるようになりました。気になりだすと何をやっていてもそのことに捕われ、仕事にも支障をきたすまでになったのです。 数日後私は再びあの場所を訪れていました。不思議な木はあの時の表情のまま静かにそこに居ました。私は何をするでもなく木の前に立っていました。 見れば見るほど顔に見えてきます。それもドクロの顔。笑っている表情にも見えるし、何か言いたいことのある顔にも見えます。 「あんたも 呼び止められたようじゃな」 私は一瞬木がしゃべったように錯角し周囲を伺うと、後ろに老婆が立っていました。 「その場所に止まるものは 声の聞こえるもの・・・ あんたにも聞こえたようじゃな」 声?いや声は聞いていない。 「いや なにも聞いていませんが・・・」 「あんたはさっき その木に向かって 口を動かしていましたぞ」 私が? 木に話しかけた? いや そんなはずはない 全く覚えがない。 「あんたもこのままじゃと 普通のひとに もどれなくなる」 普通のひと?に もどれなくなる? ってどういうことだ。 「あなたはいったい誰ですか。何を知ってるんですか?」 「話しておかねばなるまい。付いてきなされ・・・」 怪談話かSFか、とにかく何かの物語のプロローグにありそうな出だし。 一枚の写真はそんな連想をずるずるひっぱり出すような力も持っています。 でも、これって「妄想」って言うんですかね? 《怪物擬木》三部作 完。 [びっくり百面樹] / 06月14日 13:18
デジカメで撮ったこの擬木(もどき)作品は明るさ・コントラスト調整はしますが加工はしません。基本的にはどの木もこの状態で今も生えていますが、今日登場のミイラ男の木だけはすでに包帯がとれているかもしれません。 この包帯は植木を移植するとき木の幹に巻くもので、幹からの水分の蒸発、幹の日焼けを防ぐ効果があるようです。大きな木だと先行して「根回し」が必要で、根を切り縮め枝を落とし葉の量を少なくして移植します。 人間で言えば大手術に近いような大変なことなので、近くで見つけたときは療養中の木として大切にしてやってください。 ●次回予告:「フランケンの木/ミイラ男の木」の次は「ドクロの木」をUPします。 だんだん恐くなりますよ。苦手な人は小さな写真のままでご覧ください。 サッチーのコメント
[コメント] / 06月21日 0:30
ん〜確かに怖い!人間の足のようで・・・ 戦争から帰ってこられた兵士のよう・・・? [びっくり百面樹] / 06月12日 21:44
この木何で傷だらけ?機関銃で撃たれたように規則正しい穴の連続。 針と糸で縫い合わせたような、まるでフランケン・・・の顔。 額からは血が。誰がこんなにひどいことを? 犯人は日本で最大のシロスシ゛カミキリで、穴は産卵痕です。 強力なアコ゛というよりハサミで少し弱った木に噛み瑕をつけ、一つ穴ができると産卵し少し横に移動してまた穴を開けます。 狙われるのは栗、コナラ、クヌキ゛(写真の木)などです。 内部を喰い荒されるので木には大変な負担になり、防御反応をしますが、生木に潜り込み成長するように進化したカミキリムシを殺すことはできません。しかし木も簡単には枯れず虫と生きることになります。 木は傷口を塞ぐように樹液を分泌しますが、甘く美味しいのでこれにいろいろな虫が集まり、傷口は大きくなっていきます。カフ゛トムシやオオムラサキなどこの木に群がる昆虫はこの時期から実に多彩になり、さながら森の大食堂といった感じになります。 つまりフランケンのこの顔の瑕は森の大食堂の基礎工事というところでしょうか。 時々危険なオオスス゛メハ゛チもきているので、虫好きの君やお父さん!近付いて観察する時はよく確認してからにしましょう。 [びっくり百面樹] / 05月08日 10:37
びっくり百面樹、乗りついでに今日もいってみます。 大口で叫んでいる木発見。木の写真だけではつまらない? ではセリフ入れてみます。「イェー!」 かけ声には答えなきゃってことでワイワイキャラクターが登場。 この木も新林公園の同じ周回コース中ほどにあります。 タローのコメント
[コメント] / 05月13日 15:51
大口って言われるとそんな風にも見えますね。 でも、最初は蛇かなって思ってしまいました。 人によって、見方が違い、それもおもしろいものですね。自然の中を散策していると楽しいことに遭遇しますね。 タナカパパのコメント
[コメント] / 05月12日 16:03
何気なく素通りしている木々も耳をかたむければ、あなたに語りかけているに違いありません。今度はこちらから挨拶をしてみませんか。 [びっくり百面樹] / 05月06日 15:32
前回掲載した「蛇の木」見つけた方いませんか・・・。 コメントがないので難しかったのかも。 今回は分類としては人の顔に見える木《人面擬木:じんめんもどき》に分類します。 この木も藤沢市の新林公園の山道散策周回コース中ほどにあります。 ウィンクといってもあまりうれしそうな顔ではなく、顔の腫れ具合から見ると負けてホ゛コホ゛コにされたホ゛クサーといったところでしょうか。 えっ!それをウィンクと呼ぶのはかわいそうだって?う〜ん じゃあ何と・・・。 [びっくり百面樹] / 04月19日 14:48
「木を見て山を見ず」は小さなことに気を取られて全体像を見失う例えですが、「木を見て何を見る」かは人それぞれ。見る人の関心事で大きく違うでしょう。 注意して見つけると世の中には「おかしな木」があるもので、分類すると 1)人面に見える木(人面木) 2)動物に見える木(動物木) 3)怪物に見える木(怪物木) 4)その他いろいろ に別けられそうです。 藤沢市の新林公園には最長で1km ちょっとの山道散策周回コースがあり、その途中で1本の「おかしな木」を見つけました。 この写真は「蛇の木」とかってに名前をつけ、上の分類の 2)に入れたものです。因にここでは写真を加工しては意味がないので、明るさ・色調の微調整に止めています。 そろそろ新緑の季節。野に山に出かけて「おかしな木」・・・見つけませんか。 傑作あったら教えてください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||