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[移りゆく季節と『二十四節気』] / 01/20 1:10
朝晩の冷え込みがきつく、寒さが最も厳しい頃。 ここを乗り切れば春はもう間近。 寒気を利用した食物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌) などを仕込む時期。 一方、枯野だった斜面の日当たりのいい場所には 早くもフキノトウが顔を出し始める頃。 春に芽を出す植物にはアクの強いものが多いけれど ほとんどのアクは天ぷらにするとほぼ消えます。 揚げ過ぎるとせっかくのほろ苦さが消えるので 加熱は程々にするのがコツ。 春になるとスーパーにタラノメやウド、ワラビなど 有名な山菜たちが出回りますが、それよりも少し早く 芽を出すニワトコやユキノシタなどマイナーな山菜も フキノトウ同様、天ぷらにするといけるようです。 一年で一番寒く厳しい大寒をしのげば 暖かい春はもうすぐそこまできています。 Add Comment [移りゆく季節と『二十四節気』] / 01/05 19:14
この日から節分までの期間が「寒」で 小寒と大寒を合わせたおよそ1か月を 「寒の内」、寒さはこれからが本番となる。 この時期脂が乗って、煮魚など檄旨の魚に キンメダイがいる。 漢字で書くと「金目鯛」で、他にも数ある 鯛の名前が付けられた偽「鯛」の一つで 本当の鯛の仲間ではない。 水深400mという、光がほとんど届かない 想像もできない位の深海に住んでいるため 真っ暗な中で餌を見つけられるように 目が大きく進化した。 釣れたばかりのキンメダイは体の大部分が 白銀色をしているが、船上で絶命すると 徐々に色が朱に変わり始める。 スーパーの採りたて魚介類系チラシ写真に 全身が鮮やかなオレンジ系朱色の金目鯛が 写っているが実は鮮度はよくわからない。 間違いないのは、スーパーや魚屋さんの 店頭で目にするキンメダイは例外なく全て 全身朱色に近い魚であるということ。 それでは、この絵は何の意味があるのか? と問い詰められそうだ。 でも全身朱色の金目鯛が泳いでいては 嘘を描いたことになってしまう。 死後体色が激変する魚は多く、それこそ いつも魚を絵にする時の悩みの種だ。 [移りゆく季節と『二十四節気』] / 01/04 1:04
ここ数年は穏やかに過ごす習慣が身について のんびり気味の日常が普通になっています。 かつてのギラギラした所は消え去って久しく 体力的にも無理をしない生活に終始。 でも2019年は再び全てを見直して走り始め 走り続け、走りきりたいと考えています。 もちろん長距離をダッシュで完走なんて無理。 でも必要な場面では、すべての力を集中して 猪突猛進・・・! 壁を突破できるように今から準備万端。 2019年を自分のブレイク元年にするために このお正月は目標をしっかり立てました。 みなさんの2019年の予定はいかがですか? とりあえずイノシシ年賀はこの辺で・・・。 では、どうぞ良いお年をお過ごしください。 [移りゆく季節と『二十四節気』] / 01/02 21:37
皆さんはルアー釣りと言うのをご存知ですか? いわゆる疑似餌と呼ばれる餌に見せかけたものに フックをつけて魚に食いつかせ釣るというもの。 ルアー釣りが誕生した由来は・・・昔ある人が湖に スプーンを落としてしまった時のことです。 ユラユラと水中に沈んでいくスプーンに魚が集まり 餌と思ったのか食い付いたそうで、この事がヒント となり、ルアー釣りが生まれたそうです。 疑似餌を使う釣りは多く、特に最近は若者を中心に スポーツフィッシングとして拡大しています。 ルアー釣りの、餌を付ける釣りとの決定的な違いは ルアーを動かして生きた餌に見せかけて食わせること。 動かさないと基本釣れないので疲れる釣りである。 ルアーのデザインは、当初はなるべく小魚に似せた 細密なこだわりのものが多かったが、魚によっては こんな物で?とか、こんな色が?と思えるおかしな ルアーでバカ釣れすることが起きている。 魚は本来、目はあまり良くない。 敏感なのは匂いと生き物独特の動きで、この辺は 生きた餌を追う野生動物に共通した本能や感覚が 視覚よりも優れているからかもしれない。 餌を食う時に良く確かめずに、仲間と取り合う魚 例えばイナダやサバなどの青魚の類は、この絵の 猪ルアーでもおそらく釣れると思われる。 [移りゆく季節と『二十四節気』] / 01/01 17:34
これも年賀状用にリメイクした作品。 ずっと前チビった濃いめの鉛筆を見ていたら 何か動物、猪?に見えてきたことがあった。 そこでいつもの用に盲想イメージに突入! 浮かんだ印象の『こんな感じ?』でスタート。 脚は短めで細めの鉛筆を使うことにして作画。 同じ色ではつまらないので、色鉛筆にしてすべて 違う色にしてみた。 胴体も普通の鉛筆はやめて、紫の色鉛筆にした。 普通色鉛筆は円筒だが、面白そうな六角を採用。 目玉、耳、尻尾、鼻、そして猪らしくするために ちょっと大きめの牙をつける。 残るは足跡。それぞれの色鉛筆の色にしてみた。 最後に賀詞だが、英文で軽い調子の文字を選び わずかな影を付けて見る。 この手のグラデーションを利用したイラストは かのイラストレーターの最も得意とする所で 色をあれこれと入れ替えて、どの感じがいいかを あっという間にシミュレーションできる。 お試しはキリがないのでこの辺で・・・「完成」 にしました! | |||||