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[移りゆく季節と『二十四節気』] / 05月23日 0:42
小満:陽気がよくなり草木が成長して茂ると いう意味だそうで、秋にまいた麦の穂が付くので ほっと一安心するころという意味もあるそうです。 木々の緑が眩いくらいの初夏のこの頃 スーパーの店頭には瑞々しい野菜が 山と積まれ、緑色が溢れている。 そんな中でも今しかないのが新玉ネギだ。 やや白っぽい明るいグリーンでまん丸い。 我家では日常的にオニオンスライスを作り 肉や魚を始め、色々な料理に添えている。 セラミックのスライサーを使う時に 新玉ネギだと涙があまり出ないのがいい。 目と鼻にツンとくる揮発成分が少ないのか とても食べやすく、まったく辛くない。 全て良さそうに見えるが、実は新玉ネギには 一つ致命的な問題がある。 タマネギをかき揚げに使う時だ。 何がダメかと言うと、水分の含有量の問題で ・・・下の絵をご覧あれ。 コメント追加 [移りゆく季節と『二十四節気』] / 05月01日 16:41
立夏。この日から夏がスタート・・・。 野山は新緑に彩られ、夏の気配が感じられるようになる。 水田では蛙が鳴き始め、初物の筍が店先に並ぶ季節。 筍と言えば中国原産の孟宗竹がその代表で(上)、 太くて厚みがあり、柔らかいのに独特の歯ごたえがある。 産地としては日本中どこでも採れるが、京都のが有名。 数日前、大学時代の友人の集まりが京都で企画され 祇園の町家旅館『紫』に泊まるという機会に恵まれた。 玄関に入ると正面の飾り棚に寄せ植えがしつらえてあった。 関東では珍しい大きな葉の『六角蓮』がお出迎え(中)。 旅館内のあちこちにちょっとした季節の趣を感じられる 仕掛けが配置されていてとても気に入った。 独特の街並みと木を多用した外壁なども京都らしさ満開。 朝から手の込んだお菜と筍の炊き込みご飯をお替り。 最近外国の客が大挙して日本に旅行に来ているけれど 祇園界隈にも溢れるほどの外国人の群れ襲来。 一つには『都をどり』観劇と言う目的で来ている人も いるようで、四条の南座はこれまた大勢の外国人。 もちろん日本人でも言葉が解りづらい出し物なので 解説イヤホンが飛ぶように貸し出されていた(下)。 二日目は桜の終わった京都吉野山周辺を回る。 特別一般公開中の国宝、金峰山寺金剛蔵王を参拝。 三日目は奈良の巨石巡りと高松塚・キトラ古墳を見学。 ちょうど年号が変わるこの時期に、飛鳥寺を中心とする 大化からの日本の国の成り立ち、歴史を探る旅になった。 久々に旧友たちと二泊三日の修学旅行を堪能できた。 | |||||