よくよく見ると見えてくる | ||||||
Profile Archive
Categories
iShonan BLOG! Top © iShonan |
[移りゆく季節と『二十四節気』] / 08/22 9:38
夏の厳しい暑さが和らいで 朝夕はずっと過ごしやすくなる頃。 周囲の小さな草むらからも 秋の気配を喜ぶ声が・・・。 収穫の秋を代表するものに 青い空に一番目立ち輝く、「柿」があります。 ある日、よく訪れる里山を歩いていた時のこと あちこちの家の庭によく熟した色のたくさんの柿が 重そうに枝をたわませています。 その一帯には何箇所か、無人の農作物販売所があり ちょうど目の前で農作業をしていた人に 近くに販売所はありませんかと尋ねたところ 「柿が欲しいのかね」 「ちょうど今採ってきたのがあるよ」 と言って、畦に置いてあった自転車のカゴから ビニール袋を取り出しました。 「良かったらあげるよ。今年は豊作だ」 結局代金は取らず、名前も住所も明かさず その人は農作業に戻って行きました。 その人の「善意」を簡単なスケッチにしました。 ポストカードにした柿の絵を持って その後何度かその畑の前を歩いてみましたが 「農作業の人」にはそれきり会えないでいます。 でも、この里山の近くに行くたびに そして何かの拍子でこの絵を見るたびに あの時の「農作業の人」のことが思い出されて 暖かい気持ちになれます。 Add Comment [移りゆく季節と『二十四節気』] / 08/08 0:48
えっ もう・・・? 二十四節気によると、立秋は8月7日頃。 ちょっと違和感があるほど気が早く感じられますが この日から暦の上では秋となるんだそうです。 カレイとヒラメを見分ける方法として一般的に 「左ヒラメに右カレイ」と言われていますが 口を見ると違いが分かるようです。 ヒラメは生きた小魚を襲って食べるため 口は大きく広げることができ、歯も鋭いのに比べ カレイはオチョボ、クチボソなどという名で 呼んでいる地方があるほど口は小さく 主に海底のゴカイ類を食べています。 多くの種類がいるカレイの中でも よく知られたマコガレイは 子持ちになる冬場よりも身の美味さが際だつ 盛漁期の夏場が旬です。 特に大分県の「城下ガレイ」と呼ばれるマコガレイは 海底から湧水があるところで育ち、美味とされています。 活きのいい旬のものなら「刺身」が絶品。 寿司種や煮魚にしても美味しい高級魚である。 | |||||