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[移りゆく季節と『二十四節気』] / 11/25 0:47
親族の墓参りを兼ねて、昭和記念公園に行ってみた。 ずいぶん昔に一度行ったことがあり、イチョウの並木 がまだ貧弱だったのが記憶にある。 あれがどこまで成長したかという興味もあった。 イチョウはくるのがやや遅かったようで、かなりの葉は 枝を離れ地上にびっしりと積もっていた。 銀杏の実は拾う人も少なく、歩く人は多いためそこら中 で踏み潰されて、あの匂いが漂っていた。 集めればすぐにポリ袋に一杯になる位の大きめの実だが 現代の住宅で果肉の処理をしたり、匂い公害を考えると 手が出せない人が多いようだ。 もう一つの紅葉は生きた化石などと言われる大木に育つ メタセコイアだ。 こちらはオレンジが濃く、針葉樹なのに鮮やかで今を盛り と夕日に染まっていた。 この木は実家に2本もあって、子供時代にずっと一緒に 育った感じがあった木なので懐かしかった。 この大木の奥は大きな池になっていて、手漕ぎボートや 自転車のように漕ぐサイクルボート乗り場になっている。 Add Comment [移りゆく季節と『二十四節気』] / 11/22 10:42
南京黄櫨の名前のとおり中国の中南部を原産地とし 種子から蝋を採取するために江戸時代、長崎から 日本へ入ったものが広まって街路樹や公園に使われる ようになった。 「ハゼ」とはいうもののウルシ科のハゼノキとは別物 であり、樹液に触れてもかぶれることはない。 日本ではハゼノキから蝋を採取していたが、中国では 気候の関係から生育できず本種を利用していたらしい。 「ハゼと同じように蝋が採取できる中国の木」という 意味合いでナンキンハゼという名前がついたとされる。 新緑、紅葉(photo:1&2)、そして寂しい冬の街路を彩る 風変わりな果実(photo:3)など、年間を通じて観賞 価値が高い。 また、どんな土壌でも育ち、種子から容易に発芽する 繁殖力の強さから、さかんに植栽されたが、近年では 迷惑視されつつある。 | |||||