物事は、ある程度長い目でみないと判断できないなあ、と最近よく感じます。
仕事でも人間関係でも、その時ぽしゃっても数ヵ月後、数年後になって「あの時はガッカリしたけれど、うまくいかなくてよかったな」と思う出来事や情報がはいってきます。

今や多くの人が持っている腕にしている〇〇〇。
それを売る店で働いていたことがあります。1ヶ月前に入社していたら、あわや伊勢白山道でいうところの“有料先生”になるところでした。
今頃、絶不調でしょう・・・。

そこで働いていた時、上司(有料先生)は、商品に会社で決められた何倍もの値段をつけ、鑑定料をのせたと称して売っていました。
ああいう物は、ひとつ買うと、また不安や悩みが出てきて次が欲しくなります。そうして、リピート購入していくのです。
実際に(当時は私もでしたが!)数万円もする物を、ふたつ、みっつ買うお客様は多くいらっしゃいました。
始めはお守り代わりに身につける気軽な「物」としてでも、不思議な世界にハマり、見えないものが見えるとか、聞こえないものが聞こえるとか言う“先生”に頼るようになるのです。
自分で行動することを、しなくなるのです。

話しはそれますが、私が「伊勢白山道」の記事に心止めたのは、著者がいっている“有料先生”が、あまりに私のまわりにいる、それと称する人たちの言動とピッタリだったからです。
あと、体調や「亡くなりかた」も!
なにせ、山ほどいましたから・・・。事例に事欠かなかったのです。

さて、有料先生の特徴のひとつに、異性関係の乱れがあります。上司も例に漏れず愛人を何人もつくり、私より1ヶ月早く入社した女性との関係もありました。
そして、彼女に有料先生たる売り方(勧め方)を教えていました。
一部のお客さんからは、霊感商法だと苦情もはいっていましたが、社内で売上げをあげる店だったので、本社も文句はいえませんでした。

上司は、店で「先生」と呼ばれていました。
冷静に考えれば、ただの商店のオヤジです。
人にアドバイス出来る人格も判断力もありません。なぜなら、自分自身が奥さんとの関係に向き合えず、人へアドバイス?をして、ごまかしているのですから。
自分が経験したことしか、アドバイスは出来ないものです。

上司はお客様さんから、よく不倫の相談を受けていましたが「やめなさい」とアドバイスしても、相手は、また相談にやってきます。
当たり前ですよね、自分がしているのですから。
本当にアドバイスするなら「ボクも不倫しているけど、奥さんが店に乗り込んできたり大変だよ。彼女(不倫相手)を逃げさせたり、ヒヤヒヤだよ。そういうリスクがあるけど、それを受けきれるの?」と言ったほうが、ずっと真実味があります(笑)。

その会社では、(あとで分かったのですが)上司の愛人から嫉妬されていました。
その彼女が裏で手をまわし、私と別のスタッフは店をあげて嫌がらせをされました。
おまけに、会社からは残業代の支払い等がありませんでした。
結局辞めたのですが、今思えば、嫌がらせされて「命拾い」していると思います。
(命拾いとは、どういうことなのか? 興味のある方は、伊勢白山道のブログを読んでみて下さい)

さて、上司は有料先生特有の体調不良を訴えていましたし、その愛人も体調がどんどん悪くなり、顔つきはヘビのように見えるときがありました。彼女は、実際に憑依されて、上司が〇〇〇で除霊したと言っていましたが。
所詮、素人です。(ひっ・・・じょーに危険な行為です!)

まあ、当時はとんでもないトラブルの渦中にいた、という見方もありますが、今思えばラッキーな出来事といえます。

トラブルの真っ只中、私は偶然ある所で会った人から『伊勢白山道』を教わり、“ピンときた”ので、すぐ取り入れられることから実行しました。

『伊勢白山道』の記事が正しいとか、信じる信じないというレベルではなく、今にも倒れそうなヤバイ状態でも、心の中の、ほんの少しの判断力が「この人のいうことに耳を傾けてみよう」と思ったのです。

それは先に書いたように、まわりにわんさかいる有料先生が、「ここにいて見たんですか?」という程、伊勢白山道の記事と一致していたこと。
自分の状態が、スピリチュアルにハマったときに出るという、状態そのものだったこと。

そして、「これがあれば、何もしなくても、ラッキーはやってくる」
「物を集めて、それを目にすることが、自分は不幸と意識に書き込んでいる。集めるのを辞めない限り、不幸な気持ちはなくならない。物集めはキリがない」
と気づき始めていたので、スピグッツを処分することや、スピリチュアルな仕事をする人たちと離れることに躊躇はありませんでした。

あとやったことは、白湯を飲むこと。コレだけです。体内をキレイにすることを意識する。
お金はかからないし、なにもソンはないことだったので。(体に症状が出ていたので、浄化のためにやりました)

さて、どうなったかといえば、時間は多少かかりましたが、心身のおかしな状態はなくなり、見事回復しました。
スピグッズを全て捨てた日、部屋は明るく、もやが晴れたようにスッキリした空気になりました。この違いは今でも記憶にあります。

ところで、あの会社(店)を辞めたことで、当時出入りする店、お客さんや知り合いもスピまみれだったのですが、見事全員と縁が切れました。(それが何を意味するか知りたい方は、ブログをどうぞ(笑)

本当は、他の記事を書く予定でしたが、こんなことを書いてしまいました。
続きはまた。
(「伊勢白山道」の読者にしかわかりにくい内容だったかも〜)