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昨日は法事で、海の近く(のお寺)に行った。
去年も書いた気がするけど、今までお盆に休みになる会社で働いたことはあまりない。
お盆に会社を休んだことは、覚えている限り1,2回。
電車がすいているこの時期こそ、いつも仕事をしていた。

結果、先祖に無礼な私は、お盆にお寺で行われる法事に出た覚えはあまりなく・・・。(行っても、個人でお墓まいり)
よって、親戚に会ったことも、あまりなく・・・。

1週間前に決まったシフトで15日が休みだと、ナンと3日前に気がついた。
3月に震災があり、こんな私でもなんだか今年は特に行かなきゃって気になった。(去年もそう思ったような? 気が)
さて、お寺に行くと、そこには山ほどの人・人・人・・・。
狭い境内なんだけどね。中にも外にも大勢の人が。
「あら、どうも」と笑顔で迎えてくれた、どこかで見たことのある気がする人たちは、祖父母のご近所に住んでいたのか、親戚なのかわからず(ひどすぎる)「どちら様でしょうか」と心の中で言った。
母がそれを察したのか私が唯一(?)知っている母の従姉の名前を出し「〇〇のおばさんの・・・」と言ってくれたお陰で、トラブル(?)回避。

さて、母及び親戚一同によると、こんなにお寺に人がいたことはかつてないとのこと。
「檀家が増えたとしても、こうはならない」そうで。

おそらく、(私のような)「なんだか、今年は行かないと・・」と思う人が増えたのではないか、と彼らは予測していた。
我が親戚一同の近くには、名も知らぬ檀家のご家族がうちと同じように暑い中立っていた。
耳にピアスをした男の子たちも、静かにお堂の中の様子を伺っていた。
年齢が若かろうが、外見がどうであろうが、暑いなか皆静かに待ち、ケイタイで遊ぶ人もなく、久しぶりに会う親戚との会話を(それほど大きくない声で)するくらい。
これだけを切り取って決め付ける気はないけれど、日本というのは、人々が先祖に手を合わせる国なんだなと思った。
(外国がそうしないとは言ってないよ)
お盆とか、お彼岸とか、冠婚葬祭でもナンでも、そういうことに無頓着でいたけれど、私がどうであれ、自分が生まれた国はこうだったんだな、と。
今更・・・いい年になって。遅いけど。