自分でも不思議なんだけど、今、ある県に興味津々。なぜこんなに惹かれる(笑)のか自分でも不思議だったんだけど、嬉々として、前向きに調べ始めている。

それ程遠くないのに、旅行や出張では1回も行ったことがない場所なので、まるで予測がつかない。
家族は「就学旅行で行ったよ、いい所だった」という。

ネットでの観光情報や自治体の東京事務所、アンテナショップ、なんでもいいのでとにかく「そこ」を知ることから始めていこうと思う。
動き知らないことには、合うか合わないか、実際に働き住めるかはわからない。
動いてだめなら仕方ない。ダメでもいちいち感情を“投入”する必要はなく、淡々と次へいけばよい。
何を調べ、なにを準備しておけばよいのか、やっていくうちにわかってくる。

今すぐにどうなるものでないことでも、準備しておけば「動きが出る」時は一瞬なので、まだまだいつか先のことだから、と思う(諦める)のはやめた。
移住している人たちの体験談を読んでいると、思い立って移住完了まで、だいたい短くて半年、1年や2年はかかっているようだ。子供のいる世代は、学校環境調べや求職活動(これが一番)にかかっているようだ。

昨日は仕事のことで、求職支援会社の方とお話しをした。叔母の家にいた時に電話がきたので、母に少しだけ「いつかだけど・・」と言っておいた。

今までどこの県の話しをしても興味をもたなかった母の目が、ランランとしている。
「うち(母方の先祖)は、もともと〇〇県の人間なんだよ。」
?!! 始めて聞く話だった。新潟ではなかったのか。
母によると、10代前のご先祖さんが〇〇県を飛び出し(笑)新潟へ移住、新潟で川の幅を広げるという話しが出た時、そのまま住めるけれど神奈川に移住してきたのが3代前の大爺さん・・。
という、日本列島移住歴をもつ先祖の話しを母は嬉しそうにしてくれた。

新潟から移住を決めて、一家を引き連れ新潟を出た大爺さんに母は大変可愛がられたので、大爺さんの話しが母は好きなのだ。
(ちなみに、移住なんてカッコイイものではなく、旅&労働をしながら住む場所を探し、神奈川までたどり着いたのだとか)

ところで、その爺ちゃんは「飲む・打つ・買う三拍子揃った」人で、顔は「絵で見る清水次郎長(しみずのじろちょう)さん(※)のようだった」という。 ※静岡(清水)で尊敬されている人物。

つまりですね、怖い顔ということで・・・。
顔だけでなく、その存在を親戚全員が怖がっていたが、末っ子の子供(孫)だった母には甘い爺ちゃんだったそうだ。
だから母はコワイ(顔)と思ったことはないらしい。

まあ、そんなわけで話しはそれてしまたっけれど、〇〇県への興味は私だけでなく、母ももつようになった。
まずは旅行、いずれそこへ遊びに行くためにまだまだ元気でいよう! と意欲が出てきたことは意外な展開だったが私も嬉しい。

うちの大爺ちゃんの写真がないので、ご参考までに。
清水次郎長さん