お買い物にふたりのMさんがいらっしゃった。
ビジネスウーマンのMMさんは、今日もジャケット姿がステキ。場が一瞬で明るくなる。
恋愛のほうも充実しているのか、明るい色の商品を今日もお選びになる。

もうひとりのMTさんも、お肌がつるつるで・・。
顔(表情)がほっくりとして、私がかつて知った“つもり”になっていたMTさんのお顔は、本当の彼女でなかったのか! と今になって驚いた。
別人のように、印象が違うのだもの。

人はなにも心もちを語らなくても、顔のつやや目の輝きで“なんとなく”なにかが伝わるものなのね。
それは質の良い美容液とか、エステとか外側からの刺激(栄養)ではまかなえない、なにか。

今の職場では、私が一番最後に入社しているので、“ご指導”頂く時が多々ある(ようになった。今になって)。
言うことは正しいのだけど、この人はそれを「いつ」言っているのかと、私は黙って聞いてる。
自分の機嫌の悪い時、言いやすいから言っちゃえなんだなとか、観察している。

自分はやっていなかったかと記憶をたどる。
かつてやったことがあるなら、このように不愉快になるし、結局丸見えなんだなと冷静に観察している。
不愉快なことは、今後はやらないようにと自分へ誓う。
不愉快だが、自分への反省が大きい。

こういうことは、お客さんの前ではやらない。
お客さんの前でどんなにいい顔(感じよく)していても、スタッフ同士の中では非常に感じが悪い態度を堂々としている。
非常に切替が巧み。上級演技者だと思う。
モラルハラスメントですネ。

・・ということを、自分はどうだったか、と相手が見せてくれている。
ムカムカきながら、見切ってやると思っている。

さて、このモラハラ、ストレス解消のために仕事と称して“指導”すると、何も知らないお客さんは言った(指導した)方の人間にはナゼか近づかないことを今回発見した。
私は言われて不愉快と思っても、また、家でなにかあってもお客さんには関係ないと思っている。
家でのことはうまく切り替えるのだけど、チクチク細かいことを言われるのが性格的に嫌なほうだ。
職場でマイナス面(あ、指導すべき面ですネ)見つけるように細かいことを言われ、自分の動きがチグハグになり、普段ならしない失敗をやらかし、そこをまた見つけたとばかりに指導される。
そういう、負の連鎖の渦中にいる時は、正直しんどいと感じている。

こういう時はうまく笑えず、凹みつつゆがんだ笑顔をつくっている自分に気づく。(申し訳ありません。まだ未熟です。)
時にはダレも近づいてこないで欲しいんだけど、たいがい、ニコニコ笑顔の“指導側”にはいかなくて、凹んだほうに声を掛けてこられる。
ものいわなくても、伝わるんだなと、黙って観察している。(自分が人にやらないように!)

(ドアで)クローズされた空間(例えば飲食)なら、その時間はお客さんが来ないでしょう。
そう、来なかった、と過去の記憶もついでに思い出した。