昨日の夜、TSUKEMENのDVDをみた。
今朝の夢にはTSUKEMENだけでなく、たいちゃんの妹、詠夢さんまで出てきた。相当、脳がTSUKE化している。社会復帰しなきゃいけないのに、今日の仕事は大丈夫だろうか。

DVDを見て、「なるほど」と思ったのは、たいちゃんの学生時代の先生方が彼を「性格がいい」「もう一度聴きたくなる演奏をする」と言っていたこと。
つまり、他人・年長者からかわいがられる要素を彼はもっていて、私も何かを彼から感じていたものの、言語化していなかったが、先生方のコメントで「そうそう、それ!」と納得した。
自分より年齢が下でとか、容姿がどうのとかではない。

DVDのなかにあるライブの副音声で、音大出身者の数と、活動場(仕事)のアンバランスさの話がでていた。
ようは、音大を出ても音楽の仕事ができる人はあまりいないのだな、と理解した。
スグル君はじめ、3人のコメントをまとめると、自分たちは3人で音楽活動でき、仕事にできて「幸せだなぁ」と思っているという。
その、聴かせてやるでなく、幸せだ、嬉しいや有難いと思うその性格・感性が人からの応援を得る要素ではないかと思う。
演奏したいでなく、有難いと思うか思えないかが分かれ目なのかな?

過去にある場所で、楽器を持つ何組かの人たちの対応をした。大声でしゃべりタバコを吸い、行儀はよくなかった。傲慢な態度だったし印象が悪かった。
どんなに上手でも彼らの演奏は聴きたくないし、ましてやお金は払えないと感じた。
この時思ったのは、技術でなく、若いうちに態度を教えないとダメだなあということ。

学生や若い人の場合、このコには自分の知識や経験を余すことなく教えたい、自分がこのコの成長をサポート“させてもらいたい”、等という情熱を引き出せる要素(性質)があるコは得だと思う。
それは、たいちゃんの恩師がいった「性格がよい」に繋がるのでは、と私なりに思っている。