湘南と全然関係ないかも日記
地域のこと?日々の出来事、感じること
 
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ワンちゃん
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[Web Log] / 11/16 13:22

待ちに待った、某県からの資料が届いた。
移住相談会やイベント、県内の主だった地域の気候、移住者の疑問への回答例等役立つ資料を盛りだくさん揃えて送ってくれた。

ネットで大まかに調べてはいたのだけれど、人にきて欲しい所というのは、寒い・・・。
東京と気温が“あまり”変わらないのは、県庁所在地と近隣の市だけだった。

以前、勤めていた会社の元上司が福岡へ転勤し「久しぶりに戻ってさ、分かっちゃいたけど物価が安くて助かるよ」と言っていた。
私がいいな、と思っている自治体も、資料によると東京より1割程度物価は安い模様。ただ、そのぶん、給与も低くなるのだろう。

今度は外からの角度で神奈川県(湘南地区)をみると、なんともまあ〜恵まれているなと実感する。
私が住む場所は、移動に困らないし、物は揃うし、医療も情報も不足感はない。
ここを出ようと視点を変えてみたら、なんともいい場所じゃないかとわかってきた。
当たり前にあったものが、他ではそうでもないらしと・・。価値の問題なんだけど。

実は他所へ移ることを考えは始めたとき、チョットだけ自分を引き止めるものがあった。
それは、東京周辺でのTSUKEMENのライブの多さ(笑)と、K君の芝居。
来年の春まで、ほぼ毎月のように都内でTSUKEMENのライブがある。なんでそんなに東京ばかり・・。

K君のほうは、来月末芝居に出演することになり、また観に行くことにした。
夏には、次回の公演は来年かなあと言っていたのだけど、いいほうへ予定が変わったらしい。
12月の公演では、有名劇団に所属していた役者達と舞台に立つことになっている。
私は芝居の世界のことは分からないし、俳優も知らない。
夏の芝居の時には、やたら声量がある人たちだなあ、と思っていた(^-^;)
それもそのハズ、有名ミュージカルで主役を務めた俳優たちだったと後で知った。
果たして、そんなところへ芝居の見方?も知らない私が行くのはどうかと思うが、友人が活躍する姿は嬉しい。

ここを離れたら、K君とは気軽に食事にも行かれないかな? と考えた。
頻繁にするわけではないのに、距離は離れるとなると惜しく感じる。
まあ、芝居の上演の時には、東京へ遊びに戻ってくればいいか。
ここまで考え、なんて自分はドライというのか、自分のことしか考えないというのか、K君以外の人はどうなのか・・。会えなくて寂しいと感じないのか・・と思った。

もともと仲のよい人たちは県外在住だったし、県内在住の男性と付き合ったことはあまりなく、もともとここには目が向いていない。
土地に関しても他人(というか、先祖)が決めた場所にいるより、自分で見て好きになって決めた土地にいくことに魅力を感じる。
これってサビシイことなんだろうか? 
人にも土地にもベタベタした気持ちがおこらないので、まあ、こんなだから外へ出ることを考えられるのだろう。
と自己分析して、一旦おわり。
食事にいきます。


[Web Log] / 11/16 0:00

人の発言にばかり感動していないで、自分に置き換えると、ここ(iShonanのブログ)で好きなことを書けるって、凄く恵まれているんだなあと改めて気がついた。
他社の無料ブログもあるが、いまいち使う気になれず、この場がなければいき場のない気持ちを抱えて悶々としていたかも?

湘南から発信してはいるけれど、湘南地域の店や名物に関することをあまり書いてはいない。
これほど地域が書かれていない湘南ブログ?はないと思うのだけど、それでも、湘南(iShonan)という窓口を通し、読んで下さる方がいるのは驚きであり、嬉しいことだなと思う。

ちょうど3年前まで都内で働いていて、給料もよく、会社も大きかったので今思えばナンで辞めたのかと思うのだけど(苦笑)、当時感じていたのは、神奈川県民の人柄の良さで、これを外から見たことが会社を辞めるきっかけのひとつになった。
東京のド真ん中に勤めて、会社にいる時には丸の内あたりをウロウロする。いい意味での緊張感がありセンスや流行含め、都会の空気に触れるのは楽しい体験だった。

部署内の担当地域変更で、都内は駅でいうと新橋から品川、蒲田くらいに加え、主に神奈川全域の企業担当になった。
勤務中は埼玉や千葉にも行ったけれど、いつも感じたのは神奈川の線を入ったところで、企業の人々がおっとりモードになること。
都内勤務者や他県の人が悪いわけじゃなくて、もうこれは神奈川独自の雰囲気。
自分が神奈川勤務だった頃は気づかなかったけれど、比較できるものが出てきたら、外からの目線で気がついた。

横浜の洗練された感じと、湘南地域のお客さんはこれまた違う。湘南に外からはいってくると、おっとりにノンビリな雰囲気が加わる。
東京駅で人にぶつかっても「ごめんね」「失礼」があるどころか、三白眼のビジネスマンがそのまま歩いて去ることを何度か体験した身にとっては、まるで南国にいるような感覚になった。
ここ(湘南)の人たちは、これが普通だと思っているのだろうが、私は彼らが優しい大らかな人々に感じ非常に驚いた(笑)

湘南もおっとりしているが、例えば仙台や甲府、新潟や浜松など他の地域に行けば更におっとり度(時間の緩やか度)は上がる。
新潟や仙台に行った時には、仕事が始まる前にお茶が2杯、終わって1杯。お茶⇒コーヒー⇒お茶とお腹がたぷたぷになる(笑)
出張先で、日本人ってこうやって「おもてなし」をするのか! と日本の心の文化に始めて触れた気分になり驚きと感動を味わった。
自分が神奈川にいて事務職の時には、そこまでやらなかったし、外に出るようになって、まずそういう対応の会社は都内近郊にはなかった。
どちらが良い悪いでなく、場所で企業・事業所としての「役割」が違う。
わざわざ都内に事業所を置く理由がある。企業として利益をあげるうえで優先をとれば、やはり中央でそんなことをしていたら効率が悪いということ。

地方ほどではないけれど、ここ湘南から横浜あたりの企業は良い加減中間かやや都会寄りで、まだおもてなしをなくしてはおらず、居心地はよかった。
自分が神奈川県民なので、なのか、雰囲気なのか、神奈川の企業にいる時にはやたら自分が出せて仕事がよりスムーズに進むことが多かった。

今年3月の地震が起こる何年も前に、2社連続して「帰宅マップ」なるものを作っていた。(今はシステム化され、書籍でも発売中)
横浜の会社でも、都内の会社でも自宅までの地図を印刷する時点で「私は地震災害が起きたら帰宅できない」と、東京からは50ページに渡った“冊子”(になってしまった)を手にして思った。
地震や火山の知識はなかったが、早く東京を離れて神奈川に戻ったほうがいいと、その時なんとなく感じた。
なんとなくの勘に従い、神奈川の会社に入社して数年がたてばもうここに馴染み、外からの目線を忘れてしまう。
今回、久しぶりに、自分がどう感じていたかを思い出し書いてみた。
そう、湘南って、おっとりしているんだよね。
中にいると気がつかないけれど。


湘南
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