北大大学院理学研究院付属 地震火山研究観測センターの研究員の報告ページ、閉鎖。
定期的にチェックしていたのに、残念。
情報は一ヶ所からだけでなく、数ヶ所(異なる測定方法)から得たいのに・・。

他と共通点があれば、より注意しなければいけないのだなとわかるから。

センターに苦情があったのだろうか?(10月末に、研究者に対し不安を煽るなとか、地震が起こってからいえとかメチャクチャなコメントをネットで読んだ。)
ま、もしそういうことがあったとして、、、
私はかねてから、対策を立てない人、向き合わない人に周りが巻き込まれて、そちらの方が迷惑であると言っている。
自分が勝手に不安な心理になり、恐怖に向き合いたくないのを、他人を巻きもむなといいたい。
感情の動きとして、不安・恐怖は怒りに変化する。それを見たくないから。そのように感情は動く。

地震や他の災害に関しては、ただ淡々と防災対策を立てればいいだけのことなのに・・。
感情をいれないで、作業をすればいいだけ。

起こるかわからない危険な情報を流すと文句をいい、仮に起こったとして言わなければなぜ教えてくれなかったのかと結局文句をいう。
で、何も用意しないで避難所であれがないこれが不自由だと、どこでも文句をいうのだろう。

不安を煽るなとというのは、よく考えてみると責任転嫁。
「不安な心理に、自分がなっている」のが正しい。
どんなに外部の刺激があっても、そうならない人はいるので、よーーく考えてみると、自分の心の中(脳の中)の活動は、自分が起こしているのであって、他人が心の中に入って操作しているわけではない。
そういうところを、客観的に考え、心理の動きの仕組みをわかておいたほうがいい。
1度の地震発生の(あくまで)可能性を示しただけで、なにを文句いうのか。おかしいぞ。

何もしないことのほうが危険。用意しておいて、使わなければそれに掛けた金額等のほうが万が一よりリスクは低い。

一番大切なことは、社会不安を作ろうとして情報を発信したのではないということ。
一人でも助かって欲しいという人間の良心に沿う行動である、その本質を見ないといけないと思う。
何を意図してそれをしたのか、そちらを見れば、文句はいえないはず。

以下、HPより抜粋。
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お知らせ
最近のインターネット上のニュース・週刊誌等の報道に関して
10月下旬に当センターの研究支援推進員が自身のホームページにおいて、M9クラスの地震が12月または1月にかけて東北地方で再び発生する可能性があるとの見解を公表いたしました。

その記事を発端として、現在インターネット上のニュース等で「第二次東日本大震災が発生する」というような記事が発信され、当センターにも本件について、様々なお問い合わせをいただいております。そこで、本件に関する当センターの見解につきまして、ホームページ上でお伝えすることにいたしました。

当センターでは「地震に関連する電磁気現象の観測研究」として、地震の発生直前から電磁気異常を発生させるメカニズムとその関連性を解明する基礎的研究を実施しています。 将来の地震の直前予測につながる基礎的データを蓄積し研究を進めている段階であり、現在のデータから巨大地震の発生時期やその大きさを科学的に予測できる段階にはありません。

個人的見解とはいえ、現時点で科学的な根拠の薄い地震予測情報が公表され、特に東日本大震災の被災者のみなさまには、いたずらに不安を煽ってしまうような状況を生み出したことにつきまして、お詫び申し上げます。

今後も当センターはこれらの観測研究を継続し、基礎的研究成果を随時発表していきたいと考えています。今後とも皆様のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

地震火山研究観測センター長

更新日:2011年11月18日