チョット前の話なんだけど、先日休みをとって今一番気になる県の「仕事発見フェア」に行ってきた。
先月、浅草であった「ふるさとフェア」で相談した担当者の方が今回も出張するという。
「家賃の相場がわかるから、フリー雑誌を持ってきますよ」と。

地下鉄の駅で出口を間違え、到着すること予定より30分オーバー(・_・;)
「お待ちしておりました」と笑う職員サンは、住宅情報誌を2冊も準備してくれていた。
Hさん、ありがとう!!
おまけに、ふるさとフェアの時に、地震がどうのと言っていたので、県の地震対策の冊子まで(笑)

更に有難いのは、隣のブースにでている、県が委託する就職支援コーナーの方に繋げてくれたこと。
その機関へは電話で問合せをしたことはあり、しかし、なにせ遠方なので正式登録が出来ずメルマガの受信だけとなっていた。
嬉しいことに、県の求職状況かだけしか聞けないかと思いきや、ざっくり簡単な面接をして、どんな仕事が出来そうかまで話しができた。

「(神奈川は好きだけど、先祖・親からの受身ではなく)自分で自分のふるさとを決めるって、ワクワクします」と、興味のある旨や、その県の良さを語ると、
「仕事中だということを忘れ、tamago3の話しに引き込まれてしまいました(笑)」
「営業も出来そうですね」と言われた。

話しは県の職員サンとのことに戻り、その県に移住する希望者の多くは「田舎暮らしをしたい」と思うらしく、山間部が人気なのか?! 、私のように山間部は無理です:農業は出来ないし、雪かきも無理だし、みたいにソッチに消極的なのは珍しいらしい。

「東京にお勤めの経験があって、神奈川に住んでいたら(わざわざ山間部に行かなくても)、電車に乗り外を眺めるだけでも、充分田舎の雰囲気を味わえるかもしれません。」と楽しみなことを言われた。
紙のデータ(人口や温度、物価)やネットだけの情報でなく、まずは土地の空気に触れ、自分が好きと思うかどうかが大切。
電車に乗って路線の風景を見るだけでもお勧め、というのは「ここだ」「ここは好き(ここにいたい)」と感じる所を見つける作業のひとつになりますよ、というわけ。

・・・今、向こうでのイベントに合わせて、街を見に行こうと旅行パンフレットを見ている。
今まで、ナゼかその県には行ったことがなく、興味もなかったので、初めて知ることばかり。
「私って、知らない所ばかり!!(一生かかっても、日本の全てを見ることはないんだな〜)」
「こんなに楽しそうな場所があるんだ!」
見たことのない風景、観光イベント、地域キャラ(けっこう笑える)全てが新鮮でわくわくする。

県の職員サンも、就職支援コーナーの方も、県外出身者なのだけど、もう長くそこへ住んでいるから「褒められる部分に気づかないで暮らしています。自分ももっと良さを気づかないといけないなって気になります」という。
それは私も同じことで、神奈川のよさ、湘南のよさがサッパリわかっていないのだろう。
好き、なんだけどね。
それでも、今は自分で自分のふるさとをつくることに興味がある。

そして、いつか神奈川を離れ別の場所で過ごすようになってから「神奈川・湘南ってこんなにいいところばかりだった」って言うんじゃないだろうか。