昨日に続き今日も病院はコミコミ。
二科受診したので、今日の午後はずっと病院にいた。
内外から原因を調べたら、わかりやすいくらいストレスだった。自分でもおそらくそうであろうと、予測はしていたけど。

皮膚科受診の時(待合室)にはなかったのだけれど、内科の待合室にいると、様々な患者さんが行き来する。ワゴンで大量のタオル類を運ぶガラガラという音がした。暫くして似た音がしたので、次もそうかと思ったら移動式のベッドで寝たまま院内を移動する、鼻に管をしたおじいさんだった。

院内放送がかかり、専門用語を使う隠語だったが、直後早足で移動していく看護師さんがいた。

「別館どこ?放射線治療があるから」と言って、案内の職員さんにジョークを言い笑わせている男性もいた。
私の前の男性は奥さんが心配するから内緒で来ていて、娘さんが付き添いで受診していた。

私は無宗教だが、人間をつくった存在は、争うために人間を生まれさせ、健康(体が動く状態、口、手足が自由に動かせる状態)を与えてくれているわけではないだろうと思う。
働ける者は他人を助けるために、健康を与えられているのではないか。
何故、病人のほうが家族や職員さんといった他人を思いやるのか。

先生との話(診断治療)はもちろん有効だったが、まわりにいた人びとの姿もなによりの治療と感じた。

この年末は、様々な人からの学びが多い。
(院外)処方箋が出たはいいが、年末で多くの薬局・処方箋窓口が閉まっている。
処方箋の有効期限が1月1日迄なので、正直焦った。
自宅周辺と駅周辺を何時間か歩きまわり、7件めにしてようやくたどり着いた。
ここへ行くことが出来たのは、別の薬局のスタッフ(店は開いていたが、処方箋窓口だけ休み)が場所を教えてくれたから。

駅からやや離れた薬局に入ると、「今日は朝から処方箋窓口が混んでいてね、遠くからおみえになる方も多いのよ。お客様、いいタイミングでいらっしゃったわ。ずっと混んでいたから。」
薬剤師だから、薬で私の状態がわかるのだろう。体調を気づかう言葉をかけてもらい、安心した。

私はこれ以上悪くなることはないだろう。私より深刻な病を抱えて生きている人はたくさんいる。
病のある体で、私より思いやりをもち、人に接している人だってたくさんいる。
それがわかれば、過剰な被害者妄想になることはない。(なれない)
現状をみて、淡々と治すのみ。