職場で『おネエの店』で通じる店がある。
そこにお勤めだった方(女性)が、健康管理のために治療院へ通うことにしたと近況報告のメールを下さった。
・・・のだが、その治療担当者がどうやら(また!)おネエだったらしい。

2度続けて・・・。すごい確率・・・。失礼ながら「おネエに縁があるのでは」と返事を出してしまった。

さて、我が職場のスタッフTは、今医師から止められているものがあり、それを扱う『おネエの店』へ行くことが出来ない。
いけないといわれると、人間行きたくなるもの。
私やスタッフSたちからおネエの話を聞いているので、自分の目で確認したくてしょうがないらしい。
「まさか、こんなちいさな町(エリア)におネエがいるなんて!」
「どんな外見なんですか? 男のカッコはしてるんですか? 言葉やしぐさは女なんですよね!!」
興味津々。

スタッフSの小学生になるお嬢さんが、
「ママ、あの人おネエなんだね
と店を出てから言った話、しかし関係者からどうやらノーマル(カマでなく、まっとうな男)らしいと情報がはいり(この件に関しては、誰もがなかなかその事実??を受け入れることが出来なかった)、カノジョの「話だけ」はたっぷり聞いているTはコーフンしてこう言った。
「(態度は)おネエだけど、でもノーマルなんですよね?! にも関わらず、わざわざおネエキャラでいこう(仕事しよう)と決心したその発想に興味があります!!」

実は私、最初はカマ→ノーマル?と観察していたのだが、今は本当にオトコなのか【疑わしい】と思っている。
ずいぶん前、おネエの店へ行った時、私が勤める店のお客様Sさんに偶然お会いした。
Sさんと挨拶し終わったところで、おネエがSさんの横にスッ・・と寄っていき、
「お知り合い・・・なんですか?」
カノジョは小さな女の子のようにちょこんと首をかしげ、彼氏の前で甘えた声でしゃべる舌足らずの女子学生のような態度だった。
「そうよ。」と答えたSさん(女性)のほうが、ずっと男らしかったぞ。
やはり、ああいうのを見てしまうとね…。

スタッフの間では、あんなに人柄のよさそうな関係者の方が嘘をつくはずがない、と一応カノジョは「男」というところで表面上は落ち着いているが、本当のところ3分の1くらい疑惑は晴れないまま今に至る。
まぁ、いつかスタッフTの体調がよくなったら『おネエの店』に行くだろうから、そのときに結果を聞いてみよう。