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Attentionさ…寒いぞ。秋雨でございます。

急な寒さに身体ついてきていますか〜_
付いてきていない人〜

【はぁあああい】
(・・?  鍼山かッ
まさかの、足元からでしたね

私の聡明な頭脳が記憶している限りでは
鍼山さん、去年も確かそうだったのですが、11月位に少々元気ダウンで気力もそぞろぎみ…

何故。さぁ皆さん、東医学演習問題だよ。

なぜなら〜鍼山さんは
肺経。

もう一回ね。鍼山さんは、肺経。


5臓の元々の体質が、肺に関連しているんですよ。
呼吸だけでなく、気のエネルギー、水分代謝、などに影響するのが東洋医学の肺。

秋のこの季節は、肺に配当される季節で
肺は乾燥を嫌うんです。
そのため、肺が少々負担かかりやすい。
鍼山さんは、毎年恒例の秋に皮膚が荒れ始め、少々体内の水分の捌けが悪く便秘気味になり、気もうつうつとし始めるんです。

気を巡らせて、陽の気を発散させる働きの肺に負担かかっているから、

んまぁ〜巡らない巡らない(´Д`)
停滞。渋滞。さすがに後退はしない(笑)

肺の情志は
「悲」「憂」です。
憂いすぎると、心身の気はシュッって消えます。いわゆる「気が滅入る」
くよくよ愚痴っぽいのも肺経の特徴。
でもねまだ、肺は体表の陽の気が強いから大丈夫。

これが進行して、陰の脾までいくと、くよくよどころじゃなく、思い悩みすぎて
気が結ばれちゃうんです。ガッシリね。
結ばれたのを解くの大変なんだ。

って、なんとなく、いつもこの説明より
すっごく簡略化して言うんだけど

「違うもんっ」(`◇´)ノ”
って、聞かない。機嫌悪。|д゜)
わたくしは冷却女なので、
それ以上は、本人にが整えるために必要な時間なんだ思って放置です。


それぞれが解決すべき問題を、好意と勘違いして、干渉しちゃいけません。
そりゃ、野暮ですわ。


さてさて、皆さんの中にも
皮膚症状が秋に出やすい。少々運動不足。
胃腸症状も多少ある。
調子悪いとくよくよしがち。
病気だと思いこむ。辛い物がニガテ。などに心当たりある方は、肺経の素因かもしれませんね。

たまたま、肺の季節なので肺経を書きましたが、5季それぞれの臓腑があり、素因も皆さんがもっていて、悪いことではないんですよ。

自分の心身を見直す時に、
ああ、こういう影響を受けやすい体質なんだなって、逆に心身を整えるうえでの
助っ人になってくれたら、中医学も東医学も、分かりずらいものではなく
もっと日常的に身近になりますよね。


【一念三千界互具】
昔の鍼灸の大家が、言っていたようです。

「全部が一貫して、一個体が動いている」
の意味らしい。だったら最初からそう言えばいいのにね(笑)

いろんな状況や環境に影響を受けながら、私たちの心身は生きています。
病気も不調も、悪者じゃなくて、本当は
メッセンジャーかもしれないですよね。

あ。ちなみに肺経の皆様は
冷たい野菜や果物は負担になりますゆえ、お気をつけください。
そして、少々の運動で発散してね。

寒くなり手足も冷え始める時期です。
冷えは万病の元。
お灸養生。毎日毎日ちょっとずつが
明日の元気につながります。

養生おいつかず疲れぎみの方は、鍼灸へ起こし下さい。