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皆さん、こんにちわ。朝晩の冷え込みが骨身に染みる季節です。
寒さが遅くにやってきたので、風邪っぴきも多いよう…

で、「サトオ」さんの登場
人ではありません。亀の子束子のメーカーが出している、ボディ用の束子ですの。

何故か、マジックで、でっかく「サトオさん」って書いてある。そのど真ん中ネーミングに負けて、即買い院長です。

と、いうのも、鍼灸院で患者さんの身体を診ていると、すごく手足の冷えが気になるんです。
むしろ治療家なら気にしなきゃいけない。

寒いから…と思ったら
  大間違いよっぉおおおおお
ここ、大切なところよぉおおお
メモ取りなさぁああああああい
(若い子はスマホでいいよ(笑)


夏だって、冷たい人もいる。
冷たいくせに手足の裏に汗をかいている人もいる。

ちなみに
手足の汗は外気温とは、関係なく出ます。
暑い・寒いとは関係なく出る汗は、体温調節を担う汗とは異なり、ストレスにより発汗するとされています。
だから、脳の中枢も違う。
体温調節は視床下部。
精神性発汗は前頭葉。

私たちの身体の筋肉は70%位が下半身です。足の冷えがあるということは、下半身の熱量を犠牲にしている状態。

よく「頭寒足熱」って言いますよね。
これが、逆になっている
「頭熱足寒」
これは、様々なバランスが崩れて、多様な症状が出やすい体内環境なんです。
今、症状がでていなくとも
疲労が重なったときや、気温の急激な変化で、あっという間に崩れやすい。

だからこそ、私たちは足や手の冷えを
いつも、よくよ~く観察します。

大体、長く足冷たいんですって方は、冷えが胃腸にまで上がって、胃腸の調子も今一つの方が多い。

そしてそして、末梢血管の循環が悪いと、末梢神経も興奮しやすいんです。
長期的に続くと、脳神経も興奮がクセになり、身体の過敏性は益々増加。

で、足の指や手先に刺激をすると、末梢の血管も少し活性化します。

鍼灸では
手足の末端にある経穴は、気が多く集まる穴で、非常に大事な穴としています。

この亀の子束子さんは、そんな刺激にもってこい。勿論、手足だけでなく、身体にも使えます。

皮膚刺激をして、皮膚の防御機能だって活性化。風邪知らず。
あんまりにも、賢い品物だから大人買いして、皆に売りつけようかと目論んだくらいよ(´艸`*)

わたくしも、日々愛用して、その刺激の気持ち良さがクセになっています。
心なしか、お風呂上りの身体がポッポします。

この「サトオ」さん、硬さに段階があって
一番柔らかめがサトオさん、次にやや硬めが「タナカ」さん。
誰よって(笑)


鍼山さんは、前々回のBLOGでもお伝えした通り、肺経が弱く、秋に負担がかかりやすい。元々、皮膚も弱めだから、この束子さんいいと思ったんだけど。

普段のふてぶてしい(笑)感じとは裏腹に肌の敏感さはぴか一なので、慣れるまで少々お時間がかかりそうです。
ファイトよっ鍼山(=゜ω゜)ノ

冬本番迎える前に、手足の冷えの改善から
始めてみましょう。
手足変わると、身体も面白いくらいに変化していくよ。

鍼は気を調整します
灸は血を調整します

手足が冷えて、のぼせ感が気になる方は、是非鍼灸へいらしてください。
(∩´∀`)∩