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[『漁港・釣り船・釣り人』] / 11/22 17:26
早川港は小田原の西のはずれにあり、昔から漁業が盛んな土地柄で 魚市場はりっぱで、港も近年拡張している。 遊漁船は早くから盛んに行われ、港の一角に釣り具店やお弁当屋も 並んでいて、付近で磯釣りや防波堤釣りも盛んだ。 かまぼこ以外にも、独特の細長い形をした小田原提灯の名前はよく 知られているが、港入口の防波堤にある灯台は小田原提灯の形をし ていて上に取手が付いているので笑ってしまう。 港の灯台は赤白一対が設置されているので、この白い灯台は右の防 波堤、左にあるのは真っ赤な赤提灯となる。 Add Comment [『漁港・釣り船・釣り人』] / 09/12 0:45
アクアラインを走って木更津側に渡るとすぐに木更津金田と いうインターがある。そこで降りるとあたり一帯は潮干狩り スポットになっている。 ちなみにアサリは地のものだけではすぐに採り尽くされてし まうので、韓国から買って少し深いところで大きく成長させ 状況に合わせて潮干狩りエリアに放流するとのこと。 これって国産か否かの牛肉の話と似ているような? 5月近くになると海水温が上がるため海苔漁は終了、漁師さ んたちは海苔網をつないでおいた海底に立てた孟宗竹を全て 抜き、港の隅に山積みにして替わりにバカガイ漁を始める。 この船外機付きの小舟はすべて、そうゆう漁師さんたちの 生活を支えている手足となっている。 それにしてもこれだけ並ぶと圧巻! [『漁港・釣り船・釣り人』] / 09/08 23:51
東京湾の中にはたくさんの小さな湾がある。 ちなみに東京湾内にある小さな湾をあげてみると、根岸湾・ 平潟湾・大津湾・金田湾・館山湾・富浦湾・岩井湾など。 ここ金沢八景(平潟湾)は、狭い水路で東京湾とつながって いるためほとんどいつも波は穏やかで、まるで鏡面のように 水面に波のない時も珍しくない。 釣り物も個性的で老舗としての誇りを持っている船宿も少な くない。「この近くの海でこの魚を初めて狙ったのは、うち なんです」と言い切る船宿がひしめいている。 当然釣りに出て船長の話を聞くと、この手の自慢話が多いが その通りの釣り方をするとよく釣れるから不思議だ。 繰り出す海によって、その船宿によって、一番釣れる釣り方 が変わるというのも釣りの面白さ、難しさかもしれない。 [『漁港・釣り船・釣り人』] / 09/06 22:43
薄曇りの早朝、太陽が昇る方角の空が紅に染まることがある。 海も空の色を反映して同じ色になる。 コンクリートも和船も、そして釣り人にも空の色が映る。 こんな日は海は穏やかで、釣りには絶好の一日になる。 茅ヶ崎港は自転車でちょいちょい出かけるが、防波堤の先端 まで自転車やバイクで入れるところがいい。 かなり奥まで車で乗り入れる人もいて、港を楽しもうと来る 人々が多彩だ。 磯釣りや防波堤釣りをする人、網で何かをすくおうとする人 ただ付いてくる人、写真を撮る人、日光浴をする人、散歩に 来た人、冷やかしの人、サイクリング途中で立ち寄った人、 デート中の二人。タコ釣りをしながら酒盛りを始める人。 それぞれのイメージで防波堤ライフを楽しんでいる。 [『漁港・釣り船・釣り人』] / 09/03 12:03
もうひとつの入門者向き沖釣りは、何と言ってもボウズはまず ないアジ釣りだ。(ボウズ:魚が一匹も釣れないこと) アジ釣りはもともと深い場所に群れている中・大型アジを電動 リールを使い、重いオモリを鋳込んだビシという道具を使って 釣る方法が主流だった。 ここ何年か、はるかに軽いビシ(1/4位)を使った釣りに俄然 人気が出てきた。流行りのライトタックルである。 浅いポイントを狙うので、アジのサイズはやや小さくなるが、 軽い竿、軽い手巻きリールを使うことで魚とのやりとりがより ダイレクトに感じられる。 五目釣りという名で出ている船はコマセに万能のアミを使って いるので、いろいろな高級魚も混ざり別の楽しさがある。 時にはとんでもない大物が針に掛かった小魚をパクリ。 こんな大物はほとんど上がらないのだが、その時の衝撃・興奮 からドップリ船釣りの深みにはまる人も多い。 ことわざ「逃がした魚は大きい」は本当のこともある。 ※イラストは深場のアジ釣り [『漁港・釣り船・釣り人』] / 09/01 9:10
木更津沖には東京湾でも残り少ない広大な浅瀬が残っていて 初夏ともなると潮干狩りの客が押し寄せる。 釣りで初夏の砂浜と言えば、シロギスが産卵のために深場から 岸に寄ってくる時期で、遠く東京湾の最奥部から釣り船を出す 船宿も多い。釣り場の水深は10数m程度、時には一桁の時も。 船長のアドバイスを聞くだけでけっこう釣れるし、道具立てが 軽くシンプルなので入門者には最適の釣りだが、モゾモゾ蠢く イソメ類が苦手な人のために最近人工エサが開発され、家族で 参加できるイベントも各地で組まれている。 [『漁港・釣り船・釣り人』] / 08/30 19:29
深場のイカの遊泳層は水深100mが普通なので、電動リールを 使い仕掛けも専用の特殊なイカ用仕掛けを使って釣る。 返しのない針がプラスチックの棒の先端に放射状についている プラヅノを、5〜8本(それ以上の人も)直列連結する。 いい時は大きなスルメがたくさん掛り、次々と芋蔓式について 上がってくる。 元気に抵抗するので、重すぎてリールが止まることも。 旨い人の取り込みはリズミカルで無駄がなく、あとからあとか らイカが上がってくるので羨ましい。 [『漁港・釣り船・釣り人』] / 08/27 9:47
ほとんどの船釣りは朝が早い。 外房などでは午前5時以降の出港はまずない。早い船は3時、4時 に港を出てしまう。夜型人間にはとても入り込めない世界だ。 その点この船宿は、ゆっくりスタートなので助かる。 朝早いということはきれいな朝焼けの日にめぐり会うこともある。 厳冬期ならありがたいが、夏の朝だと大変だ。丸一日炎天下でやる 釣りは夏の甲子園の応援とどちらが厳しいか? 体を冷やし、魚を 新鮮なまま持ち帰るための氷は多めに用意すべし。 [『漁港・釣り船・釣り人』] / 08/23 17:57
南房総・洲崎(すのさき)は緯度で言うと三浦半島よりずっと南に なり、静岡県伊東市に近いほど。 房総半島で最も西に突き出た先端にあたり、気持ちのいい自然が たっぷり残っている。 荒海へ繰り出す大型船「佐衛美丸」は見栄えがして、スケッチの モデルとして申し分ないのだが、港の海底があまりにも美しくて 波の紋様を描くのに半分のエネルギーを取られてしまった。 天気のいい日に、もう一度行きたい港・船宿のひとつだ。 [『漁港・釣り船・釣り人』] / 08/21 14:09
沖釣りに船はつきもの、一度乗ったら半日は陸にもどらない。 混み合ったときは船内を気楽に移動できないが、逆にすいている ときは、大の字になってウトウトすることもできる。 小坪港の船宿「洋征丸」「太郎丸」どちらも、沖釣りという趣味の 世界で他よりも一歩リードするサービスを実践している。 船長と若い女将さんの連携・気配りは見事なもの。 船に乗ったら、やはり一日気持ちよく過ごしたいものだ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||