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表尾根では一番高い塔ノ岳(1491m)の山頂にある
山小屋は「尊仏山荘」という名前。
かつては山頂に尊仏と呼ばれる大岩があり豊作祈願
のお祭りが行われていたが、関東大震災で崩れ落ち
お祭りそのものも消えていったそうだ。

電気の来ない山荘で太陽エネルギー利用は大はやりだが
バルコニーの正面を埋め尽くすソーラーパネルはどこか違和感
がある。建物裏手にあるトイレの屋根にもビッシリ。
山小屋の主人の山を大切にする心がうかがえる。

さすがにこの頂上からの眺望は素晴らしく、どちらの
方向も丸見えで、もちろん富士山も絶景である。
ちなみにここは山の頂上だが、背の高い木は身あたら
ない。「お山の大将」気分を満喫するには一押しの山。


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丹沢山塊には標高1000mを越える山が数多くあるが
ブナは1000mを越えると多く見られるようになる。
山容は急峻なため巨木に育つためには運も必要だ。

新大日から塔ノ岳につながる尾根道に、よく目立つ
ブナがある。樹型が他のブナと違い上と言うより横へ
伸びている。尾根のため風が影響しているのか。

花畑日尚氏も丹沢「山と渓谷社」という写真集の中で
「ブナの巨木」として紹介している。
去年の強風にやられたのか、枝の所々が折れたままに
なっていて痛々しく、元気一杯という感じではない。

ブナの立ち枯れの話は最近あまり話題に登らないが、
なくなった訳ではなくひどい場所は壊滅状態の斜面も
ある。ブナにとっては依然厳しい環境のようだ。

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首都圏から日帰りで楽しめるやや本格的な山と言えば
丹沢は外せない山だろう。
相模湾側から見るとつながって見える丹沢の表尾根は
登山口が多く沢も相当数あるため、プランの立て方に
よっては毎回異なった山行きを楽しめる。

近場の低山で足慣らしをしてきたが、一年ぶりくらいに
1500m級の山に復帰した。

初回は歩行時間4〜4.5時間、高低差7〜800mのコース。
表尾根の新大日茶屋には11:00頃到着。
この深い碧が印象に残っていて、いつかスケッチしよう
と思っていた。

よく観察すると小屋は傾き始めているようで、南側に
突っかい棒がしてある。宿泊できる休憩茶屋のようだが
人はいない。過去に荒らされたことがあったのか右端の
はずれそうな扉は、錠が4〜5個?も付けられていた。
登山者の中にマナー違反の人が出始めたということか?

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前回欲ばりな公園と書いたが、称号はまだあるようだ。
「かながわの探鳥地50選」・・・たしかに野鳥が多い。

雑木が多い山は紅葉する木が多く、林床は色鮮やかな落ち葉が
積もっていて、焼芋を焼いたらさぞ旨いだろうと思う。
残念なことにここは県立自然公園に指定された公園内だ。

どんぐりのなるたくさんの落葉広葉樹に混じって桜の木が多く
(公園全体で2000本あるとか)、満開時にはさくら色の山に
見事に様変わりするのだろう。

ついでにトイレの設備が多く充実しているのは、どうやら花見
の時期の大勢の客を想定してのことだろう。

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神奈川県秦野市に、欲ばりな公園がある。
浅間山(せんげんやま)、権現山(ごんげんやま)、弘法山
(こうぼうやま)三つからなる「弘法山公園」という場所が
それだ。

肩書き好きの人にはたまらない称号が3つも付いている。
「かながわの景勝50選」
「かながわの花の名所100選」
「関東の富士見百景」

一番高い所でも244mしかなく、こんなのは山ではない!と
いう人もいるかもしれない。
でも久しぶりに登る人、これから始める人が足慣らしをする
には、楽しみ方いろいろのいい場所かも。

この絵の小道はだらだら下りだが、登り坂もありやがて弘法山
へとつながっていく。

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丹沢大山への登り口はいくつもあるが、ヤビツ峠(761m)
は駐車場トイレが完備され、便利だ。
ここから東へ登ると阿夫利神社のある大山(1252m)西へ
登ると二ノ塔、三ノ塔を経て塔ノ岳(1491m)へと続く。

前回の絵は、岳ノ台(899m)を通過する3時間位の周回ルート
に入ってすぐに後方を振り返り見た「三峰山」。
今回のはコースなかばで昼食がてら描いた「大山」。

実際に登る時の数百mはけっこうつらいが、絵にするのは楽だ。
多少高かろうが鉛筆をチョイと伸ばすだけの話。

大山からは相模湾が一望でき、山頂には阿夫利神社奥の院が
あるので、元旦の朝には「ご来光登山」でにぎわうだろう。

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 運動不足になると低山に登る。

「日帰りできて、車でアプローチができて、
 周回コースになっていて、歩く時間はほどほどで、
 危険は少なく、勾配があまりきつくないこと』

 と条件は厳しいのだが、探せばいくらでもある。

「ぶらりスケッチ登山」はジレンマの登山である。
 山に登ってしまうとその全体像は絵にできないことだ。
「木を見て山を見ず」という諺があるが、登り始めると
「林や森は描けるが山は描けず」ということになる。

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